和田アキ子のモノマネで有名なお笑い芸人のMr.シャチホコだが、実はほかにもさまざまなネタを取り揃えており、そのクオリティはどれも超ハイレベルだ。 　7月2日に投稿したツイートの動画内では、ハリウッドスターの吹き替え声優陣のモノマネを披露。尋常ではないクオリティの高さからたちまち拡散され、7月24日までに2.1万リツイートと、5.1万いいねを記録している。

#隕石落下 のトレンドでザワつく
ハリウッドスター(吹き替え)達の想像ものまね#声優ものまね

【ネタ順】#江原正士 さん(ウィルスミス)#平田広明 さん(ジョニーデップ)#大塚芳忠 さん(ケビンコスナー)#大塚明夫 さん(ニコラスケイジ)#若本規夫 さん(ロバートネッパー) pic.twitter.com/SV3VWGm94x

— Mr.シャチホコ (@Mrshachihoko) July 1, 2020

　さらに、モノマネをされたジョニー・デップの吹き替えを担当する平田広明、ニコラス・ケイジの吹き替えを担当する大塚明夫、そのほか大物声優たちからもリアクションが。早くもシャチホコの芸は公認されたようだ。 　今回はそんなMr.シャチホコのモノマネレパートリーを、彼の人生とともに紐解いていく。 　シャチホコのモノマネの歴史は、小学生の頃から始まっていた。目立ちたがり屋だったというシャチホコ少年は、学校の先生のモノマネを披露し、同級生を笑わせたことからモノマネに興味を抱いたそうだ。当時遠足のバスで見せた、人生初の有名人のモノマネである吉幾三の『ゲゲゲの鬼太郎』の歌マネが失敗した苦い思い出もあるそうだが、笑いに対しての貪欲さを小学生にして持ち合わせていたことは流石と言えるだろう。 　中学、高校ではバレーボールや柔道などのスポーツに打ち込み、体育教師を目指して地元・愛知を離れ日本体育大学へ進学。高校時代にはカラオケで「Mr.Children」の桜井和寿の歌マネを見せて笑いを取っていたらしいが、この頃はまだモノマネ芸人になることなど考えたこともなかったという。

【誕生日にミスチルの新曲Birthdayを歌うMr.シャチホコ】

ハッピーバースデー
27歳になりました
今、色々と大変な時期ではありますが、こうして誕生日を迎えられたのもいつも応援してくださる皆様のおかげです#ミスチル#Birthday#新曲#ドラえもん#映画#ものまね pic.twitter.com/JAMjeFt516

— Mr.シャチホコ (@Mrshachihoko) March 18, 2020

　大学にはボクシング部に入部するも、実力のなさに嫌気がさして退部。暇を持て余してYouTubeへの動画投稿を始め、その1本目として桑田佳祐＆Mr.Childrenの『奇跡の地球』を1人2役で歌ったモノマネ動画をアップした。すると、初投稿にも関わらず2万回再生を記録し、日本テレビから特番出演のオファーを受けることとなった。