みんな知らないお酒の認定資格。ウイスキー、テキーラ、ラム…実はこんなにあった
お酒を長く飲んでいると、いろいろな知識が身についてきます。好きなお酒なら原料や作り方、味わいなどを理解するようになりますし、いろいろな銘柄を飲んで違いもわかるようになります。
さらに「もっと詳しくお酒のことを知りたい!」というのであれば、資格取得にチャレンジするのはどうでしょうか。資格を取るために勉強すると、体系立てた正確な知識が得られますし、アウトプットすることでしっかりと覚えられます。
お酒にまつわる資格はたくさんありますが、できれば少し難しい資格にチャレンジすることをオススメします。何の勉強もせずPCからアクセスして適当なテストを行い、お金を払ってゲットできる資格にはあまり意味がありません。逆にソムリエのように飲食店勤務の経験が必要だったり、インターナショナル資格のように英語が必要だとハードルが高くなります。
まずは、お酒の種類ごとにいろいろな資格があるのでチェックしてみましょう。ワインならワインエキスパート呼称資格認定試験が定番です。ほぼソムリエと同じ試験内容なので、難易度は最上級です。ただし、ソムリエと異なり、飲食店に勤めていなくても受験できます。
CBT方式の1次試験があり、合格するとテイスティングの2次試験があります。例年、7月に1次試験があり、10月に2次試験があります。
ワインが好きでも、相当勉強しなければ1次試験を通過することはできません。興味があるなら、来年もしくは再来年の受験をターゲットにしてもう勉強を始めたほうがよいでしょう。
ウイスキー好きであれば、ウイスキーコニサー資格認定試験があります。ウイスキーエキスパート、ウイスキープロフェッショナル、マスター・オブ・ウイスキーの3段階の資格が用意されていますが、1段階目のウイスキーエキスパートから、そこそこの知識を求められます。
ウイスキーエキスパートは2004年からスタートして合格率は49.2%、総合格者数は2130名です。ちなみに、マスター・オブ・ウイスキーは2010年からはじまり、10名しか合格していません。
ウイスキーエキスパートは8~9月に申し込みを受け付け、10月に試験が行われます。その直前に試験対策セミナーを行っているので、万全を期したいなら受けておいたほうがいいでしょう。なお、受験にはウイスキー文化研究所会員になる必要があります。
難易度はソムリエ級のワインエキスパート
ウイスキー好きならウイスキーコニサーにチャレンジ!
1
2
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
記事一覧へ
記事一覧へ
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ