TikTok60万フォロワーの4人組・新しい学校のリーダーズ。無名だけど世界デビュー
セーラー服に腕章、ハイソックスに上履き。SUZUKA・MIZYU・KANON・RINの4人の女子からなる「新しい学校のリーダーズ」。’15年の結成以来、激しく迫力あふれるダンスと際立つ存在感で人々をざわつかせている彼女たちだが、いったい何者なのか!?
――いきなりですが、みなさんはアイドルですか? アーテイストですか?
MIZYU パフォーマンス集団ですかね。
SUZUKA 最近つけたのは「歌い踊る青春日本代表」です。ただ、視点、見え方はいろいろな数あっていいかなと。それだけ私たちの見え方があるってことだから。
RIN 「アイドル」でも「アーティスト」でも、どう感じるかはその人次第だと思います。
――「青春」という言葉、記憶のはるか彼方かもしれない……。
SUZUKA いや、いくつになっても、青春は自分で呼び起こすことができるんです。それを私たちはライブを通してお客さんにいっぱい伝えていきたい。私たちのライブを見に来てくださるお客さまたちがノドを潰す勢いで声援をおくってくれる姿を見てると『青春やなぁ』って思う。「あんたらめちゃめちゃカッコええで!」って。
――みなさんのパフォーマンスから伝わってくる「衝動」が気持ちいいです。
SUZUKA 伝える側も受け取る側も、やっぱり衝動的なものが一番「いい!」ってなるんですよね。なんかこう、すごく深く考えたものをだされても、「深く考えたんやろうな」って感じするんです。私たちは「これおもろいやん!」言うてつくったものを「これおもろいやん!」って見て欲しいんですね。ライブでも、瞬間的なキャッチボールみたいなものは大切にしたいです。
――動きを見ていると、みなさん世代ではないかもしれませんが、山海塾や寺山修司の世界がオーバーラップしました。
SUZUKA !!! 私、山海塾さん、めっちゃ愛してるんです! 全身で好き……いや、好きとか言えないくらい。私たちと照らし合わせるとかではなく、私はあの世界観に言葉に表せないくらいすごいものを感じるし、めっちゃインスピレーション受けているので、山海塾さんの名前を出していただいたのはめっちゃ嬉しいです。
MIZYU パフォーマンスをつくる時、「その曲をどう表現するか」が軸にまずあって、曲の登場人物として自分は何なのか、この「ドラマ」に自分はどうあるのか、という自問自答があるんです。私たちはライブパフォーマンスアーティストですけど、演劇、舞台のような表現がある。歌って踊るだけじゃない、4人だからこそ出来るパフォーマンスをつくっています。
何者かは、見る側が決めてくれれば良い
瞬間的なキャッチボールを大切にしたい
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