『水曜日のダウンタウン』発のアイドル「豆柴の大群」。デビュー1年目を振り返る
『水曜日のダウンタウン』内のアイドルオーディション企画から誕生した「豆柴の大群」がSPA!初登場! 安田大サーカスのクロちゃんプロデュースかつ、多くの人気アイドルグループを輩出してきた音楽事務所、WACKへの所属が決まり大注目を集め、本格的に活動スタートとなった’20年。
だがそんなとき、コロナ禍に見舞われてしまった彼女たちに、1stメジャーアルバム『まめジャー!』の発売を記念して、’21年の活動にかける思いを聞いた。
――昨年はどんな1年でしたか?
カエデ(カエデフェニックス:以下カエデ):本格始動したところにコロナだったので、「まさか」みたいなところはあったんですけど、その中でもいろいろな活動ができたので、すごく充実はしてました。
――本来ならば、昨年の5月に初のワンマンライブを予定していたんですよね。
ナオ(ナオ・オブ・ナオ:以下ナオ):10月にやっとできたんですが、予定してたマイナビBLITZ赤坂が閉館して別の場所になってしまったのは悔しかったです。でも、そのぶん準備期間もとれたし、溜まっていたパワーを発揮できたと思います。
ミユキ(ミユキエンジェル:以下ミユキ):コロナ対策で無声援ライブだったんですけど、大きなステージから豆粒(ファンの愛称)のみなさんが楽しんでくれているのが見えて、うれしかったです。
――『水ダウ』発のアイドルというのは、豆柴の大きな特徴ですよね。
ハナエ(ハナエモンスター:以下ハナエ):もちろんです。恵まれていると思う半面、話題性や名前が先行していることも感じています。
ミユキ:実力が足りないのに、名前だけ知られているっていうプレッシャーはすごく感じました。でも今はいい意味の緊張感にもつながっています。それもあっての今回は「実力をしっかりとつけるツアー」なので。
――このツアー名はメンバーの誰かが考案したんですか?
ハナエ:いや、それはオトナが決めたんですけど(笑)。
――(インタビュー当時)こちらは今も開催中の全国ツアーですね。WACKの伝統ともいえる、同一曲の連続歌唱にも挑戦しています。「豆柴の大群―お送りするのは人生劇場―」を3回ループして歌うという。
カエデ:私はもともとファンとして先輩グループが連続歌唱をする場にいたことがあるんですが、曲を重ねるごとに熱気が高まっていくのを客席で体感していたので、実際にやることができてうれしかったです。
ハナエ:今回は一日3回公演あって、さすがに一日9回の「人生劇場」は、体力的にちょっとしんどかった(笑)。
ナオ:本当に全身筋肉痛になります! 私とハナエで振り付けした曲なんですけど、なんでこんなに激しくしたんだろうと後悔しました。あと、私たちのファンの方って、豆柴からアイドルに入った方も結構いるので、その流れを知らなかったりするんです。初めて3連をやったときは、「ミスなんじゃない?」と客席がザワザワしてしまって。
知名度に見合う実力をつけていきたい
伝統の同一曲連続歌唱にも挑戦
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