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間接キス狙い、鼻出しマスクetc.キャバ嬢が震え上がるコロナ禍ノーモラル客の実態

鼻出しマスク議員よりひどい……

鼻出しマスク

キャバクラじゃなくても鼻出しマスクはマナー違反である(写真はイメージ)

 不要不急の外出自粛や大人数での宴会自粛など、コロナ禍における様々なモラルやマナーが問われている。最近でいえば、鼻出しマスクで市議会に出席し辞職勧告決議案が可決された大分県臼杵市の若林純一市議の話題が記憶に新しいだろう。  しかし、このような”ノーモラルおじさん”がコロナ禍で急増しているという。職場ではルールを守っていても一歩外に出れば、気の緩みから他人に迷惑を掛けていることに気が付かないもの。  そんな、おじさん達の被害を「もろに被っている」と怒りをあらわにするのは、緊急事態宣言解除で店が再開しつつあるキャバクラ嬢達。「鼻出しマスク議員よりひどい」とキャバ嬢達が激怒する、コロナ禍でのノーモラル客の実態を聞いた。

そのままマスクを置くオヤジたち

 まず、話を聞いたのは都内のキャバクラに勤務するマミさん(仮名・21歳)。 「緊急事態宣言が解除されて、うちの店も午後9時までの時短営業で再開しました。お客さんも少しずつ戻ってくるようになったのですが、感染拡大が落ち着いてきて気が緩んでる人も中にはいます。私達はフェイスシールドをつけて接客していて、お客さんにはお酒を飲むとき以外、マスク着用をお願いしています。  でも、中にはつけていたマスクをそのままテーブルの上に置く客も。店のテーブルは一応除菌しているのですが、いろんな人が出入りするキャバクラでよくそんなに無造作にマスクを置けるな……と。オヤジの飛沫以外にも色々な菌が混ざってそうで持って返すのもおぞましいですね」  飲みの席では気分がよくなって、ついマスクを外してしまう……というおじさんも多いだろう。しかし、キャバ嬢からすればドン引き案件だ。
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わざわざマスクを外す客や間接キスを狙う客も
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東京都出身。20代を歌舞伎町で過ごす、元キャバ嬢ライター。現在はタイと日本を往復し、夜の街やタイに住む人を取材する海外短期滞在ライターとしても活動中。アジアの日本人キャバクラに潜入就職した著書『底辺キャバ嬢、アジアでナンバー1になる』(イーストプレス)が発売中。X(旧Twitter):@ayumikawano

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