恋愛・結婚

“ヒモ男”のクリスマス、彼女のありえないドタキャン理由に大激怒

 恋人と過ごすクリスマスの夜は、いつの時代も憧れるものだ。いつものデートと違って、高級レストランやホテルを予約する人も多いだろう。期待を膨らませながら迎えた当日、もしドタキャンされてしまったら——。  今回は、直前になってドタキャンされてしまった2人のエピソードをご紹介しよう。‟ヒモ兼専業主夫”として生きる男性は、同棲する彼女から斜め上な理由でデートを断られたとか……。

準備万端でのぞんだ“ヒモ男”のクリスマス

クリスマス

写真はイメージです。以下同(Photo by Photo AC)

 関西在住の和也さん(仮名・20代)は、自称‟プロのヒモ男”。看護師をしていた彼は病院勤務時代に今の彼女と出会い、紆余曲折あった末に退職。彼女に養われる身となった。  ヒモ生活をスタートして初めてのクリスマス、和也さんはわくわくしながら当日の準備をしていたそうだ。 「ヒモと言っても、世間的には専業主夫のような生活です。彼女も看護師なので忙しく、家のことをすべて任されています。朝起きて彼女のご飯とお弁当を用意して、家事をして夕飯の準備をして……養ってもらっているからこそ、家のことはきちんとしています。あのクリスマスの日もそうでした」  ある年の12月24日。仕事に行く彼女を見送った和也さんは、夜のデートに向けて家事に勤しんだ。彼女が帰宅したら一緒にレストランへ行く予定だったのだ。1ヶ月前から店を予約し、プレゼントも準備万端。せっかくなら、家中をきれいにして彼女を出迎えよう――。  年末の大掃除並みに張り切っていた彼。しかし、楽しい計画は崩れ去ってしまう。

まさかの理由でディナーをキャンセル

たこ焼き「彼女が帰ってきた途端、こう言い出したんです。『ごめん、職場の先輩とおやつにたこ焼きを食べちゃって、おなか空いてないの』って。はぁ!? って感じでしたよ!」  予想外の言葉に絶句した和也さん。「夕飯はどうするの?」と聞くと、彼女からは「今日はいらない」と返ってきたそうだ。 「そこでブチってきて、大喧嘩になりました。何でそうなるの!? って頭に血が上って……その場でレストランにキャンセルの連絡を入れて、2~3日は彼女と口をききませんでした」  とはいえ、養ってもらっている身。いつまでも戦争状態は大人げないと、和也さんからプレゼントを渡し仲直りしたという。
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現在は結婚を目指して…
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福岡県出身。フリーライター。龍谷大学大学院修了。キャバ嬢・ホステスとして11年勤務。コスプレやポールダンスなど、サブカル・アングラ文化にも精通。X(旧Twitter):@0ElectricSheep0、Instagram:@0ElectricSheep0

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