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元セクシー女優が「“ホスト狂い”になってしまう女性に共通する特徴」を語る

 キャバクラ、風俗、セクシー女優など。ナイトワークにカテゴライズされる職業は資格や学歴を問わず高収入を手にできる。  悲しいかな、この世はお金がなければ身動きを取ることさえままならない。世知辛い現実の中で若いうちから大金を稼げば、早い段階で自分自身の可能性を広げられる。高収入をプラスの方向へ働かせるのであれば、ナイトワークをしながらたくさんの物を掴んでいけるだろう。  だが、大金が飛び交う世界は誘惑に溢れていて、特にお金や異性問題は人を狂わせる。  気づけばホストクラブに足を踏み入れ、収入のすべてを突っ込んでしまい、財布が常に北極状態に陥る人々もザラにいる。夜職と一切関わりがなければ理解に苦しむ出来事だろうが、お金や異性問題は人生を変えてしまうほどの強い影響力を持つものだ。  なぜ彼女たちはホストにハマり、沼から抜け出せないのか? 今回は夜職とホストの関係性について今回はお話していこう。

「ホストにハマッたから夜職をする人」が多数派

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 ナイトワークをしているうちに金銭感覚が狂い、ホストにハマッてしまった――。もちろんそんな層も一定数いるのだが、最近は「ハマッたから致し方なくナイトワークを始めた」と後付け的理由を持つ女性の方が圧倒的に多い。  現代の夜の街はワケあり人間(親の借金の肩代わりとか)が以前ほど多くないため、本人たっての希望で飛び込むたくましいパターンが増えている。特にセクシー界隈はホスト狂いデビューを果たしてから夜の扉を叩く人が絶えず、「彼に夢中にならなかったらこんな仕事ゼッタイしないわ」と言い切る人さえいるほど。  ちょっと前の“あるある話”は、ナイトワーク仲間に誘われたことをきっかけにホストクラブに行き始め、気づけば通っていたケースが一般的だった。近頃は進んで足を踏み入れ、お金に忙しくなり夜職へ……といった流れのほうがメジャーになっている。  いいか悪いかは別として「ホストにハメられた」ではなく「自らハマりに行った」層も今は少なくはないため、繁華街へ出向くこと、そして夜職に対する敷居もどんどん低くなっているのだろう。

ホスト狂いになってしまう人の特徴

 キャバ嬢は、飲食店という意味でホストと同業者だからハマらない、セクシー業界の人間はメンヘラが多いからすぐ男に狂わされる、などとよくわからないことを言っている人に出会ったことがある。  ハッキリ言おう。ホストにハマるにあたって職業は特に関係ない。会社員でも気づけばどっぷり全身浸かる女性はどこにでもいるし、夜職をしていても一切ホストに行かない人もいる。  この世には1人の人間に無理をしてまで入れ込むタイプの人がいて、そういう人はひどく寂しがり屋か、アイドルや俳優の現場に足繁く通う“追っかけ好き”。または近くにいる異性では満足できないくらい理想が高いとか……。  あとは自分に対する過剰な自信、あるいは過小評価によって生み出される“マウント取り”がハッキリしている性格だとホスト狂いになりやすい。
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なぜホスト狂いになってしまうのか
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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