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10年後には市場が10倍に?「ChatGPT株」これから注目すべき銘柄をチェック

右肩上がりだったGAFAM株が、コロナ禍以降、大きく下落する中、これからの注目がAI(人工知能)、中でもChatGPT関連だ。今から目をつけておくべき銘柄とは?

爆発的に成長する可能性を秘めているAI関連市場

ChatGPT株 OpenAI社が開発したAI型チャットボット「ChatGPT」の登場は、人工知能業界に革命をもたらしたと言っても過言ではない。そんななかでAI関連市場は、これから爆発的に成長する可能性を秘めているという。ChatGPT株に詳しい投資家のたつや先生氏は、次のように話す。 「今は金融引き締めのなかリセッションを警戒されAI株自体それほど上昇を見せていませんが、すでにGAFAMを中心とした巨大企業がAIへの投資を始めています。マイクロソフトはOpenAIへ1兆3000億円を投資し、グーグルは検索エンジンに対話型AIを組み込むと発表。アマゾンも対話型AIの開発を始めるそうです」  さらにAIというソフトへの投資が増えることで、ハード=半導体にも好影響が出る。 「今は低迷している半導体市場ですが、1年後か2年後には生産力も回復してくるでしょう。そのタイミングで恐らくアメリカは利下げに転じているでしょうし、市場全体が活気づく」
たつや先生氏

たつや先生氏

正しいChatGPT関連銘柄の選び方

 経済アナリストの馬渕磨理子氏は、すでにChatGPT関連の企業に資金が集まり始めているという。 「前回のAIブーム・AI関連の銘柄の盛り上がりとの違いは、誰でも簡単にAIを使いこなせるフェーズになったこと。ユーザー数が大幅に増えたことで、AIと社会の距離が大きく縮まっています」  では、具体的にどんな会社の株を買うべきなのか。現状ではChatGPTを使い顧客対応の自動化を進めている企業が多い。 「たとえばポート(東G・7047)は就職の面接にChatGPTを使っています。就職の動機は?などの決まった質問をChatGPTに任せることで、人事の負担を減らしています」
 馬渕磨理子氏

馬渕磨理子氏

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ChatGPTと事業の相性で見分けるべき
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