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元セクシー女優が「女優たちの涙ぐましい努力」を語る。“ギャル系女優”は維持費が高額すぎて…

 元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。

セクシー女優が生き残るために努力していること

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 なぜか昔からセクシー業界は、一般職より遥かに楽な商売だと思われやすい。軽視されていると言ってしまえばそうで、撮影現場はペペッと撮ってペペッと終わり、女優は何の頑張りもせずお高い焼肉ばっかり食べていると勘違いされがちだ。  どんな仕事でも共通するのは、努力なしで成り立つ商売はないということ。彼女たちはのほほんと暮らしているように見えるものの、裏では涙ぐましい努力と苦労を重ね続ける。  もちろん当の本人たちが努力を努力と意識しているかは分からない。私も現役時代は自身の取り組みを「頑張り」と強く感じたことはなかった。  だが今振り返ると、あれは努力だったと思う。業界外の人間からすると大した内容ではないかもしれないが、これから紹介する内容は内々で生き残るのに欠かせない事柄ばかりである。

ぽちゃキャラも体型維持は基本

 セクシー女優の努力の形は様々だが、そのなかでも体型維持は全員に共通する課題。スタイルが変わると今までと異なったキャラクターになってしまうため、体型を乱すと徐々に仕事が取れなくなる。  ぽっちゃり系で売り出しているのなら激痩せなんてご法度。ナイスバディの女優は胸だけでなく、お尻や太ももの肉感まで重視されるからだ。  ちょっと細くなれば「あのムチムチが良かったのに」とファンに嘆かれ、メーカーや事務所からは「ぽちゃキャラで売り出せなくなった」と頭を抱えられ、もう散々。  びっくりするくらい痩せてスレンダー女優への移行ならまだしも、“ちょい痩せ”程度でぽちゃでもスレンダーでもない……となれば、かなり中途半端な立ち位置になってしまう。
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撮影のために施したばかりにネイルを外すことも…
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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