殺虫剤でベッドの下から出てきた「浮気相手」。アラサー女性が激怒した“彼氏の裏切り”
隠しごとは、予期せぬキッカケが原因で発覚する恐れもある。「バレたときのことも考え、隠しごとをするかどうかを考えたほうがいい」と警鐘を鳴らすのは、殺虫剤で彼氏のヒミツを暴いてしまったという三並比奈さん(仮名・30歳)。
比奈さんには、同棲して2年、付き合って3年の彼氏Yさんがいた。Yさんは美容師の免許を持っていて、いつか自分の店を出したいという夢があったとか。そろそろ結婚も視野に将来のことを考えたいと思っていた比奈さんはある日、相談を持ちかけられる。
「Yは、いまの店を辞めて自分の美容室を持ちたいと言いました。でも、貯金はナシ。美容師という職業柄か服やクツなど身だしなみにこだわりがありましたし、美容師仲間との飲み会やマリンスポーツなどに給料のほとんどを使っていたからです」
結構お金を使っている印象はあったが、その話し合いで貯金がゼロに近いことを知り驚いた比奈さん。それでも、「比奈と結婚して新しい生活を踏み出すためにも、独立したい」と言われ、Yへの疑念や将来への不安よりも応援したいという気持ちになったといいます。
「そして、『俺は店を開業するために、知り合いの美容室で事業立ち上げについてのノウハウを学びたい』と言うのです。いま考えると、うまく丸め込まれたとしか思えません。けれど当時は、Yが私との将来を考えてくれていることが嬉しく、舞い上がってしまいました」
そして、Yさんは働いていた美容室を辞めて、知り合いの店へノウハウを学びに行くことに。比奈さんは、日中は会社員として働く一方、夜もしくは明け方に飲食店で働いて開業資金を稼いでいた。Yさんがお店を開業し、軌道に乗ったら結婚しようという約束を信じて…。
「でも、私が昼夜問わず仕事をするようになると、Yと過ごす時間はほとんどなくなりました。すれ違いの生活だったので、夕食だけは買って帰っていっしょに食べるよう心がけていたのです。それでも、その時間は30分~1時間弱。とても短い時間でした」
美容師の彼氏から独立の相談
知り合いの美容室でノウハウを学びたい
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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