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病院をめちゃくちゃにした“迷惑すぎる”派遣社員。「人手不足が招いた弊害」に驚くまで

 ニュースなどでよく取り上げられる人手不足問題。工事現場からレストランまで、あらゆる分野で人材確保が課題となっています。今回は、とある医療機関の事務スタッフに派遣された女性が起こしたエピソードを紹介します
病院

※画像はイメージです(以下同じ)

 都内のとある病院で医療事務長として勤務している雅也さん(仮名・35歳)は、日々多忙な毎日とのこと。

猫の手も借りたい医療事務の現場

「うちの病院の周辺には高齢者の方も多く住んでいらっしゃるので、毎日患者さんであふれかえっている状態なんです。それこそ昼食を食べる暇もないことがしょっちゅうあります。最近では激務で体を壊してしまう社員も時にいるほどです」  そんな猫の手も借りたい毎日を過ごしていたある日、ようやくHさん(29歳)という女性の派遣スタッフが職場に配属されることになったそうです。 「いやぁ、あの時は本当に助かったという気持ちでいっぱいでした。というのも、当時はコロナ禍真っただ中ということもあって、現場の医療ひっ迫が続いていたんです。1人でも多くの戦力が必要だったので、事務全体が歓迎ムードでした」

待望の派遣社員はもしかして…

 ところが、雅也さんは出勤日初日のHさんのいでたちに驚きを隠せなかったといいます。 「制服こそ着ていましたが、左手に手引書、右手にアイスコーヒーを持って出社してきたんです。おまけに病院では場違いなケバいメイクと、必要以上にウェーブのかかったヘアスタイルと、そのルックスは一瞬言葉を失ったほど奇抜なものでした。私は、開始早々彼女を別室に呼んで改めるように注意しました」  初日はなんとか終了したそうですが、勤務2日目のHさんにまたもや驚かされます。 「メイクは多少大人しくなっていたのですが、大切な書類を汚す恐れがあるという理由で持ち込み禁止を伝えたアイスコーヒーの代わりにキャラメルマキアートを片手に職場に現れたんです。あきれながらも再度言葉で注意すると『アイスコーヒーがだめだと思ったから他の種類に変えた』と、真顔で返してきたんです。コレ、絶対にハズレだと思いましたよ」
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スタッフ同士が取っ組み合いのケンカ
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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