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古畑奈和、アーティストとしての世界観を広げる最新曲デジタルリリース!物語の着想はまさかの……?

ソロアーティスト・俳優・声優とマルチな活躍を続ける古畑奈和のデジタルシングル『Dying liar / 幻影』が11月29日(水)にリリースされる。前作のリリースから約3か月。今作では全ての楽曲の作詞を担当し、より深度が増した古畑の世界観にふれることができる。本格的なアーティスト活動を支える彼女のイマジネーションの源は何なのか?現在の心境も合わせて聞いた。 古畑奈和、アーティストとしての世界観を広げる最新曲デジタルリリース!物語の着想はまさかの……?

全曲で作詞に挑戦「人の役に立てたらと思って詞を書いている」

――前作から3か月での新曲リリース。ソロ活動も順風満帆ですね。 古畑奈和(以下、古畑):まだまだ模索中です。自分の中でいい方向に進めるように考えながら過ごしている感じですね。まだ安心しきれていないというか、自分のスタイルというものをどう確立していこうかとか、どういうものをみんなに届けていきたいかとか…。楽しくもあり難しくもありって感じですね。 ――まだまだ悩みを抱えながらも活動に励んでるんですね。 古畑:作詞をするということ自体が私には挑戦であるので、まだ探しながらという感じです。いいものはみんなに届けたいという思いもあるし、自分が活動するうえで人の役に立てたらと思って詞を書いている部分があるので、悩みながら過ごすのが楽しいという部分もあります。 ――今回は全曲作詞に挑戦されていますが、以前は歌詞が書けるようになるまで苦しかったとお話しされてました。今回の作詞活動はどんな心境だったのでしょうか? 古畑:今回はスラスラ書けたわけでもないですし、手が止まった期間もあったけど、自分の中の想像する世界観や物語、自分の気持ちをいかにどう上手く乗せるかを考えながら挑戦したので、割と手は動きました。

作詞の着想はデスソース?

古畑奈和、アーティストとしての世界観を広げる最新曲デジタルリリース!物語の着想はまさかの……?――今回も物語先?詞先で? 古畑:『Dying liar』の方は先に物語を書いて、主人公を置き、その中でどうやって動かしていこうかという風に考えて、『幻影』の方はダイレクトに私の気持ちを表現しました。 ――『Dying liar』ですが8月のライブ会場でMVが先行公開され、ファンの方もきっと驚かれた内容だったと思います。古畑さんもディレクションに携わったんでしょうか? 古畑:監督さんが『どんなMVを撮りたい?』と聞いてくださって、『赤いものが食べたい』、『ウサギが登場してほしい』、『最後はこんな感じで、雰囲気はこんな感じ』というように細かく打ち合わせさせてもらいました。大本の意見は伝えたつもりです。 ――グロテスクさと美しさが融合した映像でしたね。 古畑:人間のドロドロとした感情とか、沸々とした主人公の気持ちとか、どう映像に落とし込めるかと思ったときに、内側の気持ちをグロテスクに、だけど純粋だった頃を残した儚さを掛け合わせたくて、表現にこだわりました。 ――歌詞の面ではどのようなところに重点をおかれましたか? 古畑:ある女の子の物語を歌詞に表しました。その子は恋愛感情を抱いた男の人に騙されていて、そのことを彼女は理解できておらず後々知るんです。つまり、裏切られたんですよね。『じゃあ、復讐しよう』と男の人に復讐するまでの道のりを書いています。 その子の感情の高ぶりとか、危険と分かっていても堕ちていってしまう、抜け切ることができない葛藤とか、最後には相手に罰が待ってるよ、という女の子からの復讐が待ってるという物語を書かせてもらいました。 ――女性ならではの復讐劇のような感じですね? 古畑:SNSやいろんなドラマを見ていても、相手に騙されてることってあるじゃないですか?でも騙されっぱなしって嫌じゃないですか?自分だけがもがいているのに、相手が普通に幸せに生きているって、なんか救われない感覚があると思っていて。気持ちがワルい女になっていくというか、自分がやられっぱなしは救われないので、やり返していく、そういう覚悟を持って人生を歩んでいくのがいいなと思って。 ――確認ですが、実体験じゃないですよね? 古畑:違いますよ!!でも、これ言っていいのかな?ある日、デスソースを見たんですよ。そこからインスパイアされたんです。まるで男女の物語みたいだなーと思って。 ――物語はデスソースから着想を? 古畑:そうです。『これって男女の恋愛みたいじゃない?』って。自分が手を出したら後戻りできないって分かってるのに、手を伸ばしたくなるものじゃないですか、辛いものって。これを食べたら苦しみが待ってるのに、ついつい刺激を忘れられなくてまた食べちゃう。あっ、これだって! ――着眼点の独特さはさすがですね。古畑さんがインスパイアされるものは小説、ドラマ、SNSと多岐に渡ってますね。 古畑:自分が経験したことがない感情が、まだ世の中にはいっぱいあるので、私が感じてきたものや見てきたものって、そんなに多くないと思うんですよ。だから、まだ分からない部分の勉強のために、登場人物たちの感情を理解するために、そうすれば歌詞にも裏側を考えながら書くことができると思っているので、観るようにしています。 ――最近、強く印象に残ったものや作品はありますか?デスソース以外で。 古畑:今年初めて韓国ドラマを観始めたんですよ。恋愛ものでも感情的で激しいものが多かったり、そういうところが面白くて注目しながら観ていますね。愛憎劇とかスゴいんですよ!今まで観てこなかった分野だったので面白いです。
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『生きる』ことは自分と一生懸命向き合うこと
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「Furuhata Nao LIVE2023-REAL-」
2023年12月17日(日) 会場:神奈川・SUPERNOVA KAWASAKI
■第1部 14:00開演 ■第2部 18:00開演
2023年12月22日(金) 会場;愛知・名古屋 ReNY limited
18:00開演
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プレイガイド先行:11/20(月)12:00~11/26(日)23:59
一般発売(神奈川公演):12/1(金)10:00~12/15(金)18:00
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