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昨年は3連単246万馬券!アフター有馬の荒れる大一番「ホープフルS」で“注目すべき3頭の穴馬候補”

最後に一発逆転の夢を見られる!?

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3連複23万馬券、3連単246万馬券となった昨年のホープフルS 
写真/橋本健

 ドウデュース=武豊騎手が制した有馬記念の興奮も冷めやらぬ中ですが、28日(木)には、今年のJRAラストG1となる、ホープフルSが行われます。3歳vs古馬の対決が注目された有馬記念から一転、ホープフルSは2歳限定戦。まだキャリアの浅い馬たちの戦いとなるため不確定要素も多く、波乱の可能性も秘めた一戦です。  特に大波乱となったのが、昨年のホープフルS。人気を集めた各馬が伸びあぐねる中、2番手から押し切ったのはなんと14番人気のドゥラエレーデ。そして2着は7番人気のトップナイフと、穴馬が上位を独占し、3連複は23万馬券、3連単は246万馬券という超ド級の高配当となりました。
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昨年、波乱を演出したムルザバエフ騎手。今年はシンエンペラーに騎乗

 いわば、最後に一発大逆転の夢を見られる……かもしれない、そんな希望に満ちたレースがホープフルSというわけです。そこで今回は、波乱の使者になりえる「注目すべき穴馬」を3頭挙げてみたいと思います。

武豊・国内G1完全制覇なるか? センチュリボンド

 まず、1頭目はセンチュリボンド。ドウデュースで有馬記念を制し完全復活を果たした武豊騎手が騎乗します。センチュリボンドはデビュー以来ココまで3戦2勝。ホープフルSと同じ芝2000mを2連勝し、勢いに乗っています。  本馬の最大の武器は、そのレースセンスの高さでしょう。初勝利は逃げて押し切り勝ち、2勝目は2番手から抜け出しと、どんな形でもレースを組み立てられる点は、多頭数のホープフルSでは大きな武器になりそう。中山競馬場は好天が続いているので、先行できる脚質も大きなアドバンテージになりそうです。  なお、鞍上の武豊騎手にとっては前人未到の国内G1完全制覇も懸かった一戦。偉業達成なるかにも、注目が集まります。
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今年も外国人騎手に要注目
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