日本のテーマパーク名で“使われている名詞”ベスト5 。3位「ランド」、2位「パーク」
―[テーマパークのB面]―
全国に数多くあるテーマパーク。今もなお新しいテーマパークが生まれては人々を楽しませ続けている。しかし、そんなテーマパークには、あまり語られることのない側面が存在する。そんな、「テーマパークのB面」をここでは語っていこう。
「テーマパーク元年」と呼ばれる1983年以来、日本には数多くのテーマパークが開園してきた。今回注目したいのは、テーマパークの「名前」だ。そのパークがどのようなものになって欲しいのかという思いが込められている。名前を見ていくことで、人々がテーマパークに込めた思いがわかるのではないか。
今回は、Wikipedia上のテーマパークの項目から、これまで日本に存在したテーマパークの名前を抽出し、そこでいったいどのような言葉が多く使われているのかを調査した。そこからはどんな姿が見えてくるだろうか。
調査対象としたパークの数は285。その中にはすでに閉園したテーマパークも含まれている。ここではパークの名前で使われている名詞の中で、使用頻度が多い言葉を3位からさかのぼっていく。
5位:「園」(13パーク)
4位:「国」(14パーク)3位:「ランド」(25パーク)
ライター・作家。チェーンストアやテーマパークをテーマにした原稿を数多く執筆。一見平板に見える現代の都市空間について、独自の切り口で語る。「東洋経済オンライン」などで執筆中、文芸誌などにも多く寄稿をおこなう。著書に『ドンキにはなぜペンギンがいるのか』(集英社)『ブックオフから考える』(青弓社)
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