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元セクシー女優が「成人向けファンサイトが稼げる理由」を暴露。月収100万円を超える女優も

 元セクシー女優でフリーライターの「たかなし亜妖」がお届けする連載コラム。2016年に「ほかにやることがなかったから」という理由でセクシー女優デビュー。女優生活2年半が経過したところで引退を決意し、現在は同人作品やセクシービデオの脚本など、あらゆる方面で活躍中。

月収100万円超えもあり得る「個人ファンサイト」とは

たかなし亜妖さん

元セクシー女優で現在はフリーライターの「たかなし亜妖」

 コロナ以降に急増した個人ファンサイト。一般のモデルやインフルエンサーが登録できるような“非オトナ向け”から、セクシー女優や過激系グラドル、同人作家を対象とした成人向けまで、あらゆるサービスが登場している。  今はセクシー女優のほとんどが、サイトを経由してファンクラブを開設する。ファンクラブだけで月収100万円超えもよくある話で、下手するとビデオ以上の稼ぎを生み出す可能性を秘めるため、運営に力を入れる人も非常に多いそうだ。

瞬く間に広がった個人ファンサイト

 会費5000円から1万円で月に一度or数か月に一度会報が発行され、更新特典でオリジナルグッズがついてきたり、ライブやイベントのチケットを優先申し込みできたり、オフ会の参加権を得られるのが従来のファンクラブ。有名人相手だとオフ会なんてものはほぼ確実に開かれず、ただひたすら会報とチケット申し込みの権利を与えられるだけ……なんてのも普通だった。  本当に会費1万円の価値があるのか? と人々は思いながらも「好きだから」という理由で、アーティストや芸能人にお布施する。本気のファンからすると上納金数千円から数万円なんて安いものかもしれないが、まだまだLOVEの熱量が上がり切っていないファンは多額のお金を支払うのに抵抗がある。それに、他にたくさん推しがいるのなら、一口あたりのお布施をもう少し抑えたいはずだ。  そんな様々なファンの在り方に応えられるのが、個人ファンサイト。  会報を作る費用や手間を省きながらリアルタイム更新が可能。金額に応じてプランを複数設定すれば、たくさんのファンにアプローチができる。“ちょい好き”な層から“ガチ好き”な層にまで幅広く届けば、結果的に自分自身をしっかりと見てくれる人が増えるだろう。  たまにしか届かない会報よりも、存在を身近に感じられるのがファンサイトのいいところ。お金さえ払えば手軽に推しのコンテンツを楽しめるのだから、様々なファンクラブに複数入会し一推し、二推し、三推しを決めるユーザーが圧倒的に多いそうだ。
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収益爆上がりの可能性がある「投げ銭システム」
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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