仕事

元ラブホ清掃員が困惑した客「部屋一面にろうそくのロウが」「お風呂には大量の…」

世の中の常識として、ラブホテルに入ってすることといえばひとつ。ほとんどの人は“主戦場”がベッドとなるはずだが、実は部屋の中でトンデモないことをしている人たちもいる。
ベッド

※写真はイメージです。以下同

ラブホの清掃員として3年間働いていたことがある、アツコさん(仮名・40歳)に話を聞いた。

部屋一面に「ろうそくのロウ」

ロウソクラブホテルの中には、“道具”を貸し出すホテルもあると聞く。アツコさんのホテルはどうだったのだろうか。 「私の働いていたホテルは繁華街にあって、ビジネスホテルに近い雰囲気。そういうプレイをする人は少なかったんじゃないかな。 ベッドに血がべったりついていたりすることはありましたが、『生理だったのかな』と思うレベル。常識的な範囲内でご使用いただくお客さんばかりでした」 その背景もあって、ある日、清掃に入った時に驚いたという。 「清掃に入ると、部屋一面に、ろうそくのロウがびっしりと落ちていたんです。ろうそくプレイなんていうかわいいレベルじゃなくて、棚の上、トイレの横、ベッドの下にも落ちていました。 『何をどうしたら、こんなところに落ちるの!?』というレベルで、とにかく部屋中がロウだらけで、本当に掃除が大変でしたよ……」

注射器と、警察からの事情聴取

また、「ガラの悪い人たちがたくさん泊まっていました」とアツコさんは語る。 彼らがチェックアウトした後の部屋では、注射器を目にすることも多かったそうだ。 「注射器を見つけたら、必ず警察に連絡することになっています。そこで警察に没収されていきますね。 他にも警察と関わることは多かったですよ。月に何回か警察が来て『この中でホテルに来た人はいましたか?』と、複数名の写真を見せられることがありました」 中には覚えがある人がいて「ありました」と告げたこともあるとのこと。その後の警察の対応は大変ではなかったのだろうか。 「意外とあっさりしていて『あ、そうですか。ご協力ありがとうございました』と言って去って行きますよ。おそらく警察の中で目をつけている人が何人かいて、行動を監視しているんじゃないでしょうか」
次のページ
お風呂の中には大量の…
1
2
ライター、作家。主に金融や恋愛について執筆。メガバンク法人営業・経済メディアで働いた経験から、金融女子の観点で記事を寄稿。趣味はサウナ。X(旧Twitter):@yel_ranunculus、note:@happymother

記事一覧へ
おすすめ記事
ハッシュタグ