“ダサメン”は高級ブランド店の店員に差別されるのか?
日常でよく耳にする「あいつはイケメンだから……」「美人だから得だよね」といった、ルックスを基準にした評価。しかし、本当に見た目で損得は発生するのだろうか? 真偽を確かめるべく、徹底調査した
◆「オシャメンvsダサメン」海外高級ブランド店で接客勝負!
多くの高級ブランド店が軒を連ねる東京・表参道。ここで働く店員たちは、夢と幻想を売る接客のプロばかり。相手の服装がどうだろうと、変わらぬ態度で客のココロを転がしてくれるはず! ここでの調査は、入店して声を掛けられるまでの所要時間と、接客内容がポイントとなる。
最初の店は、アメリカンでプレッピーな服が売り。細身のシャツ&パンツがばっちり似合うオシャメン氏は、入店後、2分33秒で声を掛けられる。
「スリムフィットなので、ぜひ、ご試着ください」と試着室に案内され、接客の大盤振る舞いだった。
いっぽう、ダサメン氏は、入店時の「こんにちは」のみ。オシャメンが声を掛けられたコーナーでしきりに服を吟味して、自分の存在をアピールするも、ついぞ接客はなかった。
2軒目はヨーロッパのラグジュアリーブランド。オシャメンは入店23秒で声が掛かり、棚を開けてストックを見せてもらう親身な展開。「クロコダイル革を編んだもので通気性が抜群」と、店員の説明にも熱が入る。
対するダサメンは、スッと店員に避けられるも、1分30秒で声を掛けられる。しかし、説明は「新作の靴でございます」「スリーピースのスーツでございます」と、見ればわかるようなことばかり……。
最後は、バッグや財布で知られるヨーロッパのブランド。オシャメンはしばし店内を泳がされていたが、入店後3分35秒でハーフ系の美人店員が接近。バッグの収納容量などについて細かく説明を受け、今回も圧勝か……?
ところが、ダサメンは、なんと2分20秒で声を掛けられ、オシャメンに勝利。「人の優しさに触れた」と本人も感動のフィナーレ!?
と、思いきや、去り際に女性店員の横を通った記者の耳には、「今の人、スゴいね」と陰口が。残念!
【調査結果】
完敗したうえに女性店員に陰口を叩かれるダサメン
※写真はイメージです
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