『下町ロケット』なみのこだわり!? “プレミアムTENGA”が聖夜を前に大復活
今年も残すところあと1か月。年末にかけてはクリスマスなど独り身にはこたえるイベントも待ち受けているが、そんな世の男性たちにとって、心強い味方になりそうなアイテムが、このほど“復活”した。
今年10周年を迎えたTENGAが1月に数量限定で発売した「プレミアムTENGA」。特別に配合された最高品質のゲルや専用に設計された内部ディテール、拭き取りやすいプレミアムローションを使用して通常の慣れ親しんだTENGAよりも「プレミアムな快感を得られる」というこの製品が、なんと再販されるという。
「当社としては嬉しい悲鳴なのですが、限定生産した十数万個はわずか2か月ほどで在庫がなくなってしまいました。そのため、『リピート購入しようとしたけど、すでに行きつけの店では在庫がなかった』などの声が寄せられまして、今回はそれにお応えした形です」
そう再販の理由を話すのは、TENGAの美人広報・工藤さんだ。現在は再販を記念して「世界に一つだけの漆塗りTENGA花器」が当たるキャンペーンを12月10日まで行っている。しかし、ここに至るまでには、かなりの企業努力を要したという。
⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=993508
「当初の企画意図としては『10年間に培った技術や研究の末にたどり着いた素材を贅沢に使う』ということがありました。実際に少し高価な素材や入手に手間のかかる素材を使用しているため、安定生産が見込めない商品だったんです。なので、定番化によってまずは安定した材料供給を模索するのが一番困難でしたが、なんとか供給経路や部材調達の方法をつくることが出来ました」
さらに、今回はプレミアムTENGAのスタンダードタイプに加えて、「究極の柔らかさがあなたを包み込む」というソフトタイプと、「ただキツいだけではない、極上のしめつけを生み出す」というハードタイプがラインアップに加わった。
「この2タイプも、開発に際しては内部構造のディテールと素材の硬さ設定にかなり苦心しています。ただ、実は一番苦労したのはパッケージの色合いなんです。色の表現でここまで苦労したのは想定外で……。パール感のあるホワイトと、メタリック感のあるブラックを、それぞれマット調にしながら表現することの難しさを、ごく一部の方々にだけでも気付いてもらえると嬉しいです!」
まるでどこかのロケットパーツを作る町工場のような、細部へのこだわり。この“モノ作り精神”こそ、TENGAが10年間愛されてきた秘訣だろう。「ビールなどのプレミアム商品と同じように、“ちょっと贅沢なTENGA”で、少しだけ皆様の生活を楽しく彩ることができると信じています」(工藤さん)との言葉通り、“アダルトグッズ界の佃製作所”が真冬の肌寒い夜を楽しませてくれそうだ。 <取材・文/日刊SPA!取材班>
ハッシュタグ