シングルマザーの激貧生活が加速中

「生活保護が受けられない」「無意味な就業支援」etc. 一層の貧困に追い込まれた母子家庭の現状をリポート 【担当者からのコメント】 今年4月、生活保護の「母子加算」がついに全廃され、それをめぐって野党が復活法案を国会に提出。救済対象としてようやく注目を集め始めたシングルマザーたちだが、その「母子加算」以前の問題として、生活保護を受給できない激貧世帯が溢れ返っていることはあまり知られていない。平均年収200万円以下にもかかわらず、なぜシングルマザーたちは生活保護を受給できていないのか? 取材してみると、生活保護を「受けたくても受けられない」だけでなく、「あえて受けない」というシングルマザーたちも多数存在することがわかった。そこには常識を超えた貧困と、母子家庭が抱える深い問題があるのである!