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街コンでの準強姦被害に注意!

最近、大きな盛り上がりを見せている出会い系のイベント――それが「街コン」だ。街とコンパを掛け合わせた言葉で、自治体や商店街などが協賛して行われる、大規模な合コンのことだ。 ‘04年に宇都宮で行われたのが始まりとされるが、昨年夏頃から全国各地で開催されるようになり、大規模なものでは男女合わせて数千人規模になる街コンもある。最近では人気のあまり参加チケットが即日完売するほどだ。 平均的な参加費は男性7000円、女性5000円前後。これさえ払えば加盟店で食べ飲み放題で、4~5時間という開催時間内なら複数店舗をハシゴするも可能だ。 しかし、異性との縁に恵まれない男女に、健全な出会いを提供するはずの場に、“街コン荒らし”ともいえる狼どもが出没しているというからおだやかではない。 ◆狙うのは非地元民の、遠征のコ 「街コンに男を探しに来ている女は、基本的に男慣れしていなくて地味なコが多い。チャラい感じよりも、誠実な普通の人っぽさをアピールしながら酔わせてあとはグイグイ押せば、すぐにヤらせますから。『婚活中です』って連発するのも効果的。 路上でナンパするよりよっぽど効率がいいから、 渋谷や六本木でナンパしてた仲間もみんな、街コンに参加してますよ」 そう話すのは、関東近郊で行われる街コンにほぼ全て参加しているという神奈川県在住のM(29歳)。全ての街コンで、性交に成功した10割バッターだ。Mは極意をこう明かす。 「まずは見分け方が大事。定額料金で複数の店で食べ飲み放題が可能な街コンは、食いっ気たっぷりの女もたくさん参加しているんです。そういうヤツは男より食い物なので、深追いしても空振りになるからパス。あと、地図も見ずに店をハシゴしているようなコも無視。地元民なので周りの目を気にして軽はずみな行動をとらないからです。逆に、遠方から来たコは、はるばるやって来ている時点でひもじさが感じられるし、『旅の恥は掻き捨て』とばかりに、軽いノリで即ヤリに応じてくれるんです。それに、盛り上げまくって終電の時間さえやり過ごしてしまえば、ホテルに誘えばついてくる。 注意点は街コン開催日はラブホがかなり混むってこと。異性に飢えた男女が何百人と参加していますから無理もないですけどね。街コンは地域活性化が目的らしいけど、経済的恩恵を一番、受けているのは、ラブホじゃないかな(笑)」 Mの行動は不純だが、性交がお互いの合意の上なら問題はなかろう。しかし街コンには、さらに卑劣な所業を繰り返す輩もいる。埼玉県在住のKは、街コンが行われた後の商店街で“パトロール”と称する活動を行っているが、その内容たるや鬼畜の一言である。 ◆泥酔女を道端で拾ってホテルへ 「街コン終了後の路上には、よく売れ残ったブスが泥酔して潰れているんです。出会いを求めて街コンに参加したのに、男に相手にされなかったんじゃ、やけ酒を煽りたくもなるわな。街コン後の朝方の路上を夜回り先生みたいにパトロールして、そんな女が落ちていたら拾ってヤッちゃうんだ。傷心の彼女たちに『気になってたけど、話しかけられなかったんだ』と優しく声をかけ、水とかお茶のひとつでも差し出せば、あとはヤれたも同然よ。泥酔で前後不覚の女をタクシーに乗せ、そのままホテルや女の自宅まで送り届けてヤっやっちゃう。この方法だと参加費も要らないからね。この間は、街コン後の池袋をツレと一緒にパトって、コンビニ前に落ちていた2人組をホテルに搬入して4Pしちゃった。ブスだけどね。次の日『私なんでこんなとこにいるの』とか言ってやんの(笑)」 介抱を装って前後不覚に酔いつぶれた女性と性行為に及ぶとは、まさに内柴容疑者もびっくりの立派な準強姦であり、言語道断だ。また、Kは「最近は同じこと考える男も増えて困る、早めに行かないと取られる」とも証言。同様の手口は複数の街コンで横行しているとのことだ。 健全な出会いを求める女性たちが、これ以上、彼らの餌食にならぬことを祈りたい。 ― 闇で蠢く【違法ビジネス】の手口を暴く【8】 ―
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