【進化する女性の陰毛ケア】驚きの歴史
一部のマニアが愛好するものだったはずの「パイパン」が、恐るべき速さで市民権を獲得している。いまや、女の間ではアソコをツルツルにするのがネオスタンダード。下半身ケア事情は、知らないうちに激変していた!
◆パイパン女子は連鎖して増殖する!?
「下半身のケアをする女子増加の原因として大きいのは、海外ドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ(SATC)』の影響でしょう。アメリカで’01年にスタートしたこのドラマでは、ヒロインのキャリーがケータイで女友達と話しながらブラジリアン脱毛を受けるシーンなどが登場します。実はもともとアメリカでもアンダーヘアの脱毛はそれほど一般的ではなかったのですが、このドラマを通じてブレイク。日本でも、映画が公開された’09年を機に、ケアを受けられるエステサロンやクリニックが飛躍的に増えました」とエステ関係者は語る。
それ以前は、陰部を脱毛したいと思っても断るサロンが大半だったという。
「’00年代前半までは、毛に一本一本電気を流して脱毛する『ニードル法』が主流でしたが、これがとにかく痛くて時間がかかる。ワキの脱毛でも泣き叫ぶ人がいたくらいですから、陰部は推して知るべし。これに耐えられたのは叶恭子さんくらいじゃないでしょうか(笑)。その後、より痛みの少ないレーザー/光脱毛や、手軽なブラジリアン脱毛が揃って登場したことで、一般女性でも“パイパン”に手が届くようになったんです」
いったんパイパンが市民権を得ると「新しくできた彼氏に『前の彼女と比べてボーボーだ』とか思われたら恥ずかしすぎる」(27歳・デパート勤務)というような理由で“連鎖的に”パイパンが増えていくという現象も報告されている。
⇒「陰毛ケア」歴史年表【画像】はコチラ
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333207
<試験に出る「下半身用語」>
●「V・I・O」
陰毛密集地帯は「Vライン」(正面)「Iライン」(陰部の両サイド)「Oライン」(肛門周り)に3分割される。この呼称の発明によって、一般女性にもパイパンはぐっと身近になった
⇒【図解】はこちら https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333219
●ブラジリアン脱毛
熱く溶かしたワックスを陰部に塗りつけ、冷えて固まったところでビッ!とはがす脱毛法。永久脱毛と違って、3週間ほどすればまた毛が生えてくるので、パイパン初心者にも大人気
― 進化しすぎた[男女の下半身ケア]仰天事情【2】 ―
https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=333207


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