キングコング西野の暴挙が止まらないワケ
お笑い芸人のキングコング西野といえば、デビューしてまもなく人気芸人となり、11年半にわたって『はねるのトびら』のMCとして活躍。その番組が終わった今、次なる一手が注目されていたが、各方面で悪目立ちをしているようで……。某テレビ関係者が語る。
「ドランクドラゴンの鈴木拓は『今までは「はねトび」があったから他の番組には出れなかった』と明言していますが、これは西野の『ゴールデン番組のMCをしている人間は他の番組のひな壇に座ってはいけない』という考えによるものだと言われています。番組が終わって『はねトび』メンバーたちが急にバラエティ番組に出始め、なかには意気揚々としているメンバーもいますし。実際に、鈴木拓は『番組が終わって収入は半分になった』とも言ってます。そして、この11年半の恨みを晴らすかのように、『実は西野が嫌いだった』と方々で言ってるそうです」
また、西野はツイッターでのトラブルも日常茶飯事。素人とガチでケンカするあたりまではまだ笑えたが、なかには笑えない事件も起こしている。それは、鈴木おさむ氏の小説『芸人交換日記』について、『ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね』とつぶやいたことだった。某放送作家は語る。
「おさむさんの『芸人交換日記』は朗読劇をやっており、宮迫さんやホリケンさん、宮川大輔さんやタカトシさんなどが出演しています。映画版にいたってはウッチャンが監督ですから、もう誰に牙をむいているのか全然わからない(笑)。しかし、誰に牙をむいたとしても、全員が西野の先輩芸人にあたるわけですからね。さすがに芸人からは総スカンを喰らってますよ」
西野はツイッター上で謝罪し、鈴木氏に謝罪の手紙を送ったというが、これに噛みついたのが鈴木氏の嫁、森三中の大島だった。自身のレギュラー番組で「旦那を悲しませた西野、お前に言ってやる。キングコング西野! お前な! 全然面白くねーんだよ!」と吐き捨て、DVDのPRイベントでも「オイ、西野。一生許さねーぞ!」と臨戦態勢。質疑応答を打ち切ろうとするスタッフに対して「とめんじゃねぇこの野郎!」とブチ切れる一幕も。某関係者が語る。
「ここ最近の西野の暴挙は、話題作りというわけではないと思うんです。実際、次の一手として『ウォルト・ディズニーになる』と宣言し、先日、ニューヨークで直筆イラストの個展を開き、好評を得ました。また、西野が舞台を書けば、三谷幸喜や後藤ひろひとなどからの評価もすこぶる高い。ほんと、黙ってやってれば、誰も敵わないアーティスト芸人になれると思うんですけどねぇ。アーティスト肌が強すぎるんでしょうか(笑)」
かの有吉先生が自身のラジオで「西野は噛みつき方が下手。ポーンと売れちゃって、いま仕事が減ってるから、噛みついたら売れるとでも思ってるんじゃない?」と一蹴するほど注目を集めている今回の騒動。西野本人もメルマガで「僕は若くして売れたので、ワガママな芸人なんです」と認めているが、どうせなら“笑える暴挙”を期待したいところだ。 <取材・文/ナカソネ>
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『芸人交換日記 ~イエローハーツの物語~』 売れない芸人たちのリアル青春物語 ![]() |
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