実は男を萎えさせている[間違った女のセックス]
多くの女たちが、セックスにおいて、ある勘違いをしている。
よかれと思ってしていることが、実は男を萎えさせているのに気づいていないのだーー。
恋愛・セックスカウンセラーの荻原かおるさんが、著書『ちつ☆トレ2』で196人の男性を対象にアンケートを取ったところ、女性たちからすると衝撃的な結果となったという。
「“『全くイカないけれどフェラチオがすごくうまい女性』と、『フェラチオが苦手だけど、感じやすくて何度もイク女性』、彼女としてセックスするとしたらどちらに惹かれる?”という質問をしたところ、92%の男性が後者を選びました。ここまで偏りが出るとは思わなかったので、驚きましたね」(荻原さん)
ここ数年、女性誌などでは、セックスが上手くないと愛されないとばかりに、プロの女性も顔負けのテクニックを一般女性に提案していたが……。
中には、こんな体験をしたコたちも。
「彼のお尻の穴を舐めてあげてたら、『前から思ってたんだけどさ~、そこまでしなくていいから』って言われてしょんぼりしました」(28歳・アパレル)
「やっと付き合えるようになった彼との初エッチで、気合を入れてローリングフェラをしたら、“なんかプロみたいだね”と言われ、気まずくなってそれっきりに」(31歳・メーカー)
http://www.lovelypop.com)代表、女性専門セックスカウンセリングサイト「メイクラブジャパン」(http://www.makelove-jp.com)主宰。女性の幸せなオーガズムを応援する、丁寧で明るく前向きなアドバイスには定評がある。
取材・文/友部綾子
荻原さんは、「婚活ブーム以降、女性たちの関心は、自らの快楽を追求することよりも、相手を喜ばせるためのセックス、すなわち“愛されセックス”にシフトしています。愛されて結婚するためのセックスですね。特に経済状況が悪化したリーマン・ショック以降、その傾向がどんどん強くなってきています」と語る。
「でも、セックスが上手くないと愛されないと思い込んでいたのなら、もう頑張らなくていいです。アンケートでは、フェラがヘタな女性に対して『かわいいじゃない』なんてコメントしていた男性もいたくらいですから。それよりは“感じていいんだ”と自分を解放してください。オーガズムは男性を喜ばせ、安心させるもの。彼に与える喜びを感じさせてあげて」(荻原さん)
自らには感じることを律してローリングフェラをするーー。そんな自己犠牲の精神が、実は男を萎えさせているのであった。やっぱり愛は、与え合わないとね!
【荻原かおるさん】
女性による女性のためのラブグッズショップ「ラブリーポップ」(
『ちつ☆トレ2 オーガズム革命』 イキたいならこれを読め! |
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