更新日:2020年10月20日 21:16
ライフ

「濃厚すぎる辛味噌ラーメン」の衝撃。真っ赤なスープを“食べる”のだ/大塚屋(市ヶ谷)

 こんにちは。ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員、麺すすり子です。

ともかく赤くて濃厚な「辛味噌ラーメン」

 肌寒くなってきましたね。そんなとき欲しくなるのは「濃厚なヤツ」ではないでしょうか。濃厚ラーメンの温かみにつつまれたい…。というわけで、みなさんに一度はすすってほしい、すすり子のラブなタイプの「濃厚」をご紹介します。  それが東京都市ヶ谷にある『大塚屋』さんの「辛味噌ラーメン」(750円)。
大塚屋

「辛味噌ラーメン」(750円)

「赤い!!! こんな赤いのイケんのか!?」と方向転換しようと思った方、お戻りください。ピリ辛でも泣いちゃう…という方、ごめんなさい。この赤さでまさかのピリ辛です。

スープを「飲む」ではなく、食べる

 このラーメン、「麺少なめ」にすると、味玉が半分サービス。麺少なめって、最後に後悔しちゃわないかな…とソワソワしちゃいますが、普段ラーメン一杯でそれなりに満足できるタイプの方であれば、麺少なめでも問題なしです。  というのは、太麺だからというのもありますが、スープが大きな要因です。
大塚屋

もはや液体とは呼べないスープ

 このスープ、液体というのがはばかられます。写真だと伝わりづらいのが悔しい。これが平面で出せるドロっと感の全力です。レンゲですくって落とすと、ドロドロっという擬態語で落ちていきます。  半凝固スープでレンゲは不要。すくわずとも麺にまとわりついてきます。麺をすすっているつもりが、スープがガンガンにお口に入ってきちゃう。スープを飲むというより食べています。
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味噌の甘みにニンニクの風味が絡む
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ほぼ毎日ラーメンを食べる会社員。豚骨ベースの鹿児島ラーメンで育ち、18歳で上京してラーメンの幅広さと奥深さに取り憑かれる

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