美容師は意外にもコミュニケーションが苦手!?
好きで選んだ仕事でも、全部が好きなわけじゃない。一連の業務のなかで「これはイヤ!」と敬遠される作業もやっぱりあって……。ハタから見ているだけではわからない、そんな現場のホンネを各業種からピックアップ。いやはや世の中に楽な仕事はありませんなー。
<美容師>
【好き】シャンプー
【嫌い】モデルハント
ベテラン男性美容師のHさんいわく、最も好きなのは「一番変化の違いがわかり、やりがいのあるカット」だが、実は地味な作業に思えるシャンプーも好きらしい。
「お客さんにしたら、カットやパーマ自体は別に気持ちがいいわけではないし、仕上がりの満足度も人それぞれです。その点、シャンプーは誰もが気持ちいいことなので、ダイレクトにホメてもらいやすい。特にまだカットを任されない若いスタッフはホメられる数少ないチャンスですからね」
また、HPなどに掲載するための撮影用に女性モデルのスタイリングをするのも「若くてきれいな女のコと話ができて楽しい(笑)」そうだが、モデルを街で見つけてくるのも美容師の仕事だ。
「このモデルハントが嫌いな美容師はめちゃくちゃ多いと思います。声をかけても完全無視はフツーだし、僕は女性が持ってたコーヒーをかけられたことも。実は美容師ってコミュニケーション苦手な人が多かったりするんですよ。ただ、店では『お客さんとは会話したほうがいいよね』って空気なので、みんな結構頑張って会話しているはずです」とは、意外すぎ~。
― 職業別[好きな作業/嫌いな作業](秘)報告【5】 ―

この特集の前回記事
【関連キーワードから記事を探す】
Nintendo Switchだけじゃない…家電量販店の「意外なコロナ特需」
マスクでの接客は失礼? そもそも風邪でも仕事を休まない社会がおかしい/ひろゆき
俺のこと好きなのかも…スタバ女性店員の“フレンドリー接客”にときめく自意識過剰な男たち
「0.1円パチンコ」は“時間のムダ”なのか? 愛好家、ホール関係者に聞く
コンビニ店員は、なぜ「こんにちはァ~!」と語尾を上げて叫ぶのか