美人プロ水上スキーヤー・廣澤沙綾 50m超の大ジャンプを達成するまでの軌跡
―[もぎたて!女子アスリート最前線]―
~もぎたて!女子アスリート最前線 第12回~
プロ水上スキーヤーとしてジャンプのアジア記録・51.2mを保持する廣澤沙綾選手。この世界に入るきっかけ、そしてその経緯を見ていこう
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大学入学時に体育会系に入り「日本一になりたかった」と振り返る廣澤選手。他のメジャースポーツだと中学や高校からやってる選手が多いので勝つのが難しい。大学からスタートできるスポーツで勝負したいということで水上スキーを選択した。4歳からやっていた水泳を12歳で中途半端に辞めてしまったことをとても後悔していて、このことが頭によぎり、「大学4年間は絶対にやり遂げよう」という意気込みが強かったという。
デビュー戦は「2003年10月 全日本学生大会新人戦。自信もあったので「私がいますから今後よろしく!」と、中心になりますという意味で派手にアピールし、いきなり学年別では1位に。日本記録を目標に練習に取り組んでいたが、意外にあっさりとクリアーできてしまい、4年間の大学生活を終えて求めていた達成感があまりなかったのと世界に挑戦するための環境があるということでアメリカ行きを決意した。
生活してみると自分のコミュニケーション能力のなさに愕然とし、「自分てこんなに根暗なんだ」と自分の新たな一面をみることができ、言葉もわからず友達を作ることの難しさを知った。環境に馴れるのにはかなりの時間がかかった。海外で練習に取り組んでいたときに記録を追求すぎて自分らしさを失い伸び悩んだ。というのも自分に甘い部分があるので、あえて厳しい目標を立て追い込みすぎていた。そんな時、周りのトップ選手をみてみると彼らは競技を純粋に結果よりいかに自分の滑りができるかが大切ということ教えてくれ自分の軸を取り戻した。





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