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年間60億の経費に見合う価値なし。舛添知事を追及できない都議会

都議会関連経費は年間60億!

 つまり都議会の代表質問や一般質問は、質問をする都議会議員も答弁する知事も、すべて台本通り、筋書き通りに行われているのである。だから議会内でヤジが飛ぼうが、知事サイドはすべて織り込み済み。こんな無駄なことを何十年も行っているのが、都議会なのだ。  そもそも、この日の代表質問で自民党は、なぜ舛添知事に「辞任」を求めなかったのか。間違いなく舛添知事を延命させる気である。  都議会議員には、報酬や政務活動費など、1期4年で約1億円支給される。議会局職員の人件費を含めて都議会関連経費は年間60億円である。  都議会は、税金を使った「学級委員会」である。それも壮大な無駄遣いだ。 【野田数(のだかずさ)】 教育評論家。東京都出身。早稲田大学教育学部卒業後、東京書籍に入社するが、歴史教科書のあり方に疑問を持ち、政治の道へ。東京都議会議員時代に石原慎太郎氏、猪瀬直樹氏と連携し、朝鮮学校補助金削減、反日的な都立高校歴史必修教材の是正を実現し、尖閣購入問題などで活躍。その後、多様な経験を活かし、ビジネス誌や論壇誌で本質を突いた社会批評を展開している。
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舛添要一・39の毒舌

舛添氏は言う、「日本を救うために、私はあえて嫌われ者になる!」と。

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