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年間60億の経費に見合う価値なし。舛添知事を追及できない都議会

「追及するフリ」の都議会自民党にダマされるコメンテーターたち

<文/教育評論家・野田数 連載第8回>  6月5日の朝に放映されたフジテレビ「新報道2001」で、筆者のインタビュー映像が放送された。インタビュアーの方から驚かれたのが、議会質問と知事答弁のすべてに筋書きがあることを説明した時だ。

『舛添要一・39の毒舌』(扶桑社)

 そこで、都政のカラクリをお伝えしたいと思う。バカバカしいが、私たちはしばらく舛添知事と都議会自民党の茶番に付き合わされそうだ。  7日の都議会代表質問で、自民党が舛添問題を「追及するフリ」をした。自民党は、身内である舛添知事を延命させているのが国民から見透かされ、批判を避けるために舛添知事に厳しい態度を示す必要が出てきたからだ。  これには一定の効果があった。それを受けて、一部報道やワイドショーに出演していた他県の元知事が「都議会は厳しく追及」「議会でヤジが飛んだ」などと言っていたからだ。
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ヤジも「台本どおり」の都議会
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舛添要一・39の毒舌

舛添氏は言う、「日本を救うために、私はあえて嫌われ者になる!」と。

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