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リオ視察で1億円。首都に巣食う“都議会議員”というシロアリ――舛添辞任でも何一つ変わらない税金の無駄遣い

税金1億円でリオ視察に行こうとした27名の都議会議員

<文/教育評論家・野田数 連載第12回>  舛添氏が21日に東京都知事を辞職した。
東京都議会議場

東京都議会議場 写真/Morio(CC BY-SA 3.0)

 舛添氏が失脚したのは、豪華海外旅行や公用車での湯河原温泉旅行、政治資金の私的流用など公私混同がひどかったからだ。  にもかかわらず、このタイミングで都議会議員連中はリオ五輪にこぞって視察に行くという。延べ27名で総額1億円近くになる。内訳は航空費がビジネスクラスで一人当たり160万円、宿泊費はなんと一泊15万円を計上している。はっきりいって舛添氏の豪華海外旅行と同じレベルの無駄遣いである。  彼らは、なぜ舛添氏が都民・国民からバッシングを受けたのか分かっていない。まるで中国の宦官のような存在だ。  筆者はこの度のリオ視察の参加者リストを入手した。
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節税意識のない都議会議員たち
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