氷風呂プレイで仮死状態を経験した奴隷男
―[変態という生き方のツラさ]―
筆者テポドンが、13年の編集キャリアのなかで出会ってきた、驚くべき“変態”たちの生き様をリポート!
◆氷風呂プレイで仮死状態を経験した奴隷男
「風呂に大量の氷を入れて、罵倒されながら沈められるのが好きなんです……」
と語るのは真性奴隷を自負する青木さん(仮名・男性・48歳)だ。
彼はSMプレイが高じて、女王様に首を絞められながら風呂桶に顔を沈められたことでこれまでにない興奮を感じたという。
「冷たい氷水に沈められると、頭をつんざくような痛みにも似た感覚に包まれた後、全身からスッと苦痛が消えていくんです。その瞬間の恍惚感と言ったら、セックスなんかやってる場合じゃないですね」
大量の脳内麻薬であるドーパミンを出させるために自ら死地に赴くとは、まさに死亡遊戯である。
「ただ、本当に死にそうになったことが2度ほどあります。救急車で運ばれた先の病院で女王様が泣きながら医者に頭を下げてるのを見て、奴隷としては屈辱でしたね。でも、自分のためにここまでしてくれるのか……という感激にも似た感情が入り交じって複雑な気持ちになりました。仏の顔も三度まで。こんなことしてたら次は閻魔様の前で八つ裂きにされるでしょうね。まぁ、それはそれで奴隷冥利に尽きたりもするんですが……」
そのため、青木さんは女王様と綿密な“打ち合わせ”をして、プレイ前に大量のお湯を用意したり、ストップウォッチを使うなど“安全”なプレイルールを確立したという。
「大切なのは信頼関係です」という青木さんに、呆れてものが言えなかった。
⇒「軟弱な男たちに夢も希望も見いだせない色ボケOL」に続く
https://nikkan-spa.jp/118430
取材・文/テポドン
― 変態という生き方のツラさ【3】 ―
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