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メドゥーサがプロデュースした“ちいさな反乱”――フミ斎藤のプロレス講座別冊WWEヒストリー第199回(1995年編)

WWEホール・オブ・フェーム2015

アランドラ・ブレイズ(メドゥーサ)のプロデュースで“サバイバー・シリーズ95”に全日本女子プロレスから6選手が特別参加した。(写真は「WWEホール・オブ・フェーム2015」オフィシャル・プログラムより)

 それはアランドラ・ブレイズ、つまりメドゥーサがプロデュースしたちいさな“反乱”だった。“レッスルマニア”“サマースラム”“ロイヤルランブル”と並ぶWWEのスーパーイベント、“サバイバー・シリーズ”(1995年11月19日=メアリーランド州ランドーバー、USエアー・アリーナ)のリングに6人の日本人レスラーが立っていた。

 WWE世界女子王者アランドラ・ブレイズは、アジャ・コング、井上京子、長谷川咲恵、渡辺智子、チャパリータASARI、ライオネス飛鳥(フリー)の6選手をたった1試合のためにわざわざ日本からブッキングした。全日本女子プロレス・サイドでネゴシエーションにあたったのはロッシー小川広報部長(当時)だった。

 “サバイバー・シリーズ”の第2試合にラインナップされた4対4イリミネーション・マッチは、ブレイズ&京子&長谷川&チャパリータ対バーサ・フェイ(モンスター・リッパー)&アジャ&飛鳥&渡辺という組み合わせだった。

 京子、長谷川、チャパリータの3選手がベビーフェース・サイドで、アジャと飛鳥と渡辺がヒール・サイド。かつてモンスター・リッパーのリングネームで全女のレギュラー外国人選手として日本に長期滞在した経験を持つバーサ・フェイは、全女メンバーとの再会を喜んだ。

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WWEの生中継は時間的な制約が大きい

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