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新型NSXは赤字覚悟!? GT-Rのフルモデルチェンジはもうない!? 和製スーパーカーがうまくいかない理由

 一方、日産GT-R。こちらは登場から丸9年になるが、このほど’17年の年次改良モデルが発表された。見た目は若干変わったが、中身の変化は微細なもので、乗っても違いがよくわかりませんでした。 ⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1213800  と言っても、GT-Rの速さは相変わらずだ。世界にほぼ敵はいない。おそらく新型NSXよりも速い。それでたったの1000万円くらい! なんというお買い得感!!  そんなGT-Rも、9年間モデルチェンジできていないし、次のモデルチェンジはないかもしれない。やっぱり採算が取れてないから! ⇒【資料】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1213997 日産GT-R GT-Rは’07年の発表時、いずれは世界で年間1万台以上売る計画だった。フェラーリ車の約2倍だ。しかし近年はフェラーリ車の半分も売れておらず、採算は厳しい。だからモデルチェンジができない。  このように、巨大自動車メーカーが少量生産のスーパーカーを作るのは、大変に難しいことなんだ、というお話でした。

“ミスターGT-R”水野和敏氏が手掛けた日産GT-Rは累計で約3万4000台を出荷。単年では黒字化したようですが、当初の目標は遠いです

【結論】 フェラーリもポルシェもだいたい6年おきにモデルチェンジしている。それは事業として黒字だから!NSXは赤字なので25年もかかった。GT-Rに次はないかもしれない。涙が出ます。。。採算って大事だネ!
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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