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「アメリカで成功する自信はある」“怪しい駆け引き”をする飯伏幸太

――最近、“覚醒”したのはいつですか。 飯伏:9月のクルーザー級ですね。TJ・パーキンスという選手と戦ったんですけど、久々にプロレスで「おっ」という感覚に陥りました。 ――アメリカでも覚醒することはあり得る? 飯伏:全然あり得ます。 ――先日、ケニー・オメガ選手にインタビューをした際、「WWEはクオリティが低い」とおっしゃっていました。 飯伏:そんなことはないです。それは全部自分次第であって、クオリティをどれだけ上げるか、本当にプロレスは自分次第です。どの国でもどんな相手でも、MAXのクオリティを出せるし、いいものを絶対に作り上げられます。  WWE入団の噂が流れたとき、「飯伏のプロレスを見られなくなってしまうのでは……」とファンはざわついた。しかし飯伏はそんな心配をよそに、“WWEに出場しながら日本でもプロレスをやる”という、とんでもない神業をやってのけた。どこまでも怪しくクレバーな飯伏幸太に、これからも目が離せない。 <取材・文/尾崎ムギ子>
尾崎ムギ子/ライター、編集者。リクルート、編集プロダクションを経て、フリー。2015年1月、“飯伏幸太vsヨシヒコ戦”の動画をきっかけにプロレスにのめり込む。初代タイガーマスクこと佐山サトルを応援する「佐山女子会(@sayama_joshi)」発起人。Twitter:@ozaki_mugiko
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