“デリヘル先生”だけじゃない、最近の風俗トラブル&摘発に異変あり!?【コラムニスト木村和久】
先日、こんなニュースがあった、吉原のソープランドが、警察から摘発を受けたという。売春する場所を提供した疑いだ。そんなので逮捕ができるのか。だったら、全てのソープランドが営業停止じゃないか。
実はこれにも裏があって、摘発を受けたのはAV嬢をソープ嬢として店に出していた人気店だった。今、AV嬢は撮影を強要されたと言って、何かと問題になっているでしょう。AV嬢関連のヤマで、別件逮捕みたいなガサ入れだったらしい。
では、なぜソープランドでは、デリヘルより深いサービスが可能なのか? それは元々、吉原は江戸時代からの遊郭だった場所で、そういうエリアの風俗店は、規制がやや緩い。売春防止法や風営法の施行以前にすでにあったのだから、大目に見てよ的解釈かもしれない。けど正面突破で聞きに行けば、売春は禁止だからあれば摘発すると、絶対言いいます。そこは注意です。
ソープランドの建て前は「入浴料」と「サービス料」とに分けてあり、あくまでソープ嬢に場所を提供しているだけで、中のプレーは一切関わりありませ
んとなっている。
けど、今回のように何かにつけてガサ入れされる場合が多々ある。その都度、営業停止はしんどいですよ。しかもソープランドは、浴槽のでかいビルをわざわざ作っているから、潰しがきかない。ソープを延々やるしかないのだ。さらに安価なデリヘルにお客を持っていかれ、対抗措置として早朝営業で安くしている状況である。夜番と同じコが昼間に格安価格でサービスしてくれるから、ユーザー目線で見ればいい時代かもしれないけどね。
この連載の前回記事
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ