更新日:2022年08月14日 11:14
恋愛・結婚

女子の間で秘かに流行りつつある「朝セックス」ブームは、男にとっても好都合なワケ

 となれば、おのずと“目が覚めたとき”が最後のチャンスになってしまうわけで、コチラとしては、もはや好き嫌い関係なく消去法的に「朝セックス」へと一縷の望みを託すしかなくなるのである。  ところが、一度“夜”に断られてしまった女子と“朝”に巻き返せるケースは大雑把に弾き出してみると、じつに.100以下。まるで「プロ投手並(大谷を除く)」の打率でしかない。ただでさえ“夜の強引さ”に欠けるゴメス記者としては、少しでも“朝”の平均打率を引き上げておきたいところ……。  そこで注目したいのが、今年あたりからじわじわと盛り上がってきている「朝セックスブーム」。  とりあえず、女性向けのビューティ情報サイト『GODMake.』からピックアップした『「朝セックス」が2人を“幸せ”に! いいことしかない10の効果とは?』という、なかなかの激しい煽りっぷりなタイトルの記事を読んでみよう。  その「10の効果」は、 1.朝の目覚めすっきり 2.いつまでも若くいられる 3.偏頭痛を予防する 4.スポーツ(=セックス)ができて健康的 5.時間の節約ができる 6.正しい一日の始まり方になる 7.もっと幸せになる 8.健康になる 9.ストレスを解消する 10.朝のほうが美人  ……と、ぶっちゃけた話、後に行けば行くほど「無理やり10個にしちゃいました」的なおざなり度がぷんぷんとただよってくる、いわゆる“とほほ系記事”でしかないのだが、総じて女子とは「若さ」「スポーツ」「健康」「美人」あたりのキャッチコピーに弱い生き物ゆえ、コレはコレできちんと成立している……気がしないでもない。
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「ゴメス記者が提案する朝セックスのススメ」
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大阪府生まれ。年齢非公開。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション・学年誌・音楽&美術評論・人工衛星・AI、さらには漫画原作…まで、記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味としながら、草野球をこよなく愛し、年間80試合以上に出場するライター兼コラムニスト&イラストレーターであり、「ネットニュースパトローラー(NNP)」の肩書きも併せ持つ。『「モテ」と「非モテ」の脳科学~おじさんの恋はなぜ報われないのか~』(ワニブックスPLUS新書)ほか、著書は覆面のものを含めると50冊を超える。保有資格は「HSP(ハイリー・センシテブ・パーソンズ)カウンセラー」「温泉マイスター」「合コンマスター」など

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