エンタメ

大本命は「銀シャリ」か? 今夜決着「M-1」をユウキロックが徹底解説

⑨敗者復活枠  昨年より敗者復活戦は地上波で生中継されることになり、視聴者投票によって決定することになった。これは仕方のないことなのだが、やはり知名度のあるコンビが有利なのは否めない。だから今回はあえて、まだあまり知名度はないが、とてもおもしろい「霜降り明星」「Aマッソ」「マヂカルラブリー」を推薦したい。3組とも今回、敗者復活戦を勝ち上がれなかったとしても、来年以降、決勝の舞台でお目にかかれるのではないかという実力の持ち主である。中でも女性コンビ『Aマッソ』、初の女性「M-1」王者は彼女たちが手にするやもしれない。  最後に敗者復活戦から優勝するというシンデレラストーリー。これを完成させる可能性があるコンビを紹介したい。そのコンビはヨシモト大阪所属の兄弟コンビ「ミキ」である。兄弟ならではのテンポ、ボケの展開もいい。そして、何より勢いがあり、舞台を支配する力、それまでの流れをぶっ壊す力がある。昨年より敗者復活戦を勝ち上がったコンビは、8番目のネタ終了後発表され、即ネタとなり、勢いが加わる分、今まで以上に敗者復活組は有利な状況となっている。それを踏まえて「ミキ」にはすべてをひっくり返す力がある。敗者復活から優勝できるのは「ミキ」だと予想する。彼らを見ていると、勢いに任せてぶっ飛ばしていた若かりし頃の自分を思い出す。そして、兄弟コンビ。まさに「中川家」と「ハリガネロック」を足したようなコンビが「ミキ」なのだ。今、脳裏に浮かぶのは「第1回M-1グランプリ」での「中川家」との激闘。その詳細は……12月8日発売の著書『芸人迷子』で書き綴っております。皆さん!! AmazonへGOだ!! 以上、ユウキロックでした。センキュー!! 【ユウキロック】 1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。
1972年、大阪府生まれ。1992年、11期生としてNSC大阪校に入校。主な同期に「中川家」、ケンドーコバヤシ、たむらけんじ、陣内智則らがいる。NSC在学中にケンドーコバヤシと「松口VS小林」を結成。1995年に解散後、大上邦博と「ハリガネロック」を結成、「ABCお笑い新人グランプリ」など賞レースを席巻。その後も「第1回M-1グランプリ」準優勝、「第4回爆笑オンエアバトル チャンピオン大会」優勝などの実績を重ねるが、2014年にコンビを解散。著書『芸人迷子

芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。

⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト(http://www.fusosha.co.jp/special/geininmaigo/)
1
2
3
4
5
芸人迷子

島田紳助、松本人志、千原ジュニア、中川家、ケンドーコバヤシ、ブラックマヨネーズ……笑いの傑物たちとの日々の中で出会った「面白さ」と「悲しさ」を綴った入魂の迷走録。


⇒試し読みも出来る! ユウキロック著『芸人迷子』特設サイト
おすすめ記事