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キャバクラ嬢が客につきがちなウソ――年齢、彼氏の有無は当たり前!? 本人たちに聞いてみた

 年齢、職業、出身地。キャバクラ嬢の話には嘘が多いと言われているが、何でもかんでも嘘というわけでもない。不用意な嘘は、バレると信頼が失われるリスクを伴うからだ。  では、キャバ嬢はどこで嘘をつくのだろうか。その具体的内容を、都内で勤務するキャバ嬢に聞いてみた。

年齢・彼氏の有無:ウソ率95%

 年齢と彼氏の有無、この2つはもっともポピュラーな嘘。聞く客も答えるキャバ嬢も真実ではないという共通認識があるため、平和な嘘とも言える。  彼氏の有無については、「入店したての頃、彼氏がいることを客に正直に言ったら後で店長にめちゃめちゃ怒られた」(27歳・上野)というように、店側に禁止されている場合も多い。 「『どうせ彼氏いるんでしょ、俺は気にしないから教えてよ』という奴に限って、彼氏がいることがバレると面倒。連続で別れろメールが来たことがある」(21歳・錦糸町) 「『そんな可愛いのに、彼氏いないわけないでしょ』の回答は『最近別れちゃったんです』。このセリフを言うキャバ嬢は、ほとんど彼氏持ち」(22歳・五反田)  一方、年齢については必ずしも詐称しているとも限らないようだ。  土地柄や店のカラーも大きく影響をしているようで、例えば歌舞伎町時代は嘘を付いていたが、上野に移ってからは実年齢を申告しているというケースも見られた。 「うちの店は5年以上働いているキャストばかりだから、今さら年齢の嘘はつかない。2年目くらいで年齢暴露して帳尻を合わせ、そこからきちんと1歳ずつ歳をとっています」(32歳・上野)  実は、年齢の嘘をつくことには弊害もある。 「年齢を言ったら干支を聞かれ、すぐ答えられなかったら『年齢詐称してるでしょ』と笑われたことがあります。他のキャストにも同じことをやってたらしく、嘘を暴いて何が楽しいの?と不愉快」(28歳・神田) 「20歳学生ですと言っていたが、平日の昼間にランチしようと誘われることが増えて止めました」(25歳・神田)
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