⇒【写真】はコチラ https://nikkan-spa.jp/?attachment_id=1278603 　センベロオヤジの聖地とも称されるこちらのお店。メディアにも度々取り上げられている有名店のようだ。 　外観はガレージ以外の何ものでもないが、奥の引き戸を開けると奥行きのある空間にカウンターや丸テーブルが並んでおり、薄暗い蛍光灯の照明の中で、すでにスーツや作業服姿の会社員たちで賑わっていた。土日祝日休みで17時から21時までという営業時間にも顕著なように、茅場町という場所柄もあってか、仕事帰りにちょっと一杯といった感じで立ち寄っている人がほとんどのようだ。亀島川という川沿いというロケーションも良く、店内はなんとも昭和な雰囲気が漂っている。男性同伴ならば女性も利用できるとのことだったが、取材日は全員が男性客だった。 　左手には女主人が注文をとるカウンターがあり、肴の小鉢が並んでいるが、基本的にはここに並んでいる現物をみて現金で支払い各々席に持っていくシステム。 　また、店の一角には自動でお酒や焼酎などを注ぐ自動販売機と、焼き台もある。セルフで串焼きやアルコールを用意しなければならないのだが、単なる“飲み”の範疇に留まらない魅力、のんべえには堪らない新鮮な楽しさがある。女主人によると、このようなスタイルで変わることなく、50年ほど続けてきたようである。