斉藤由貴が“50歳で再ブレイク”した真相「父の一言がきっかけでした」
――現在放送中のドラマ『警視庁・捜査一課長』では、足掛け5年にわたって同じ役を演じていますが、現場の雰囲気はいかがですか?
斉藤:共演するみなさんを全面的に信頼して心が開ける貴重な現場ですね。特に金田明夫さんが裏でずっとしゃべっているのがおもしろくて。すごく繊細で気を使う方なので、その裏返しだと思うんですけど。
――斉藤さんは、台本を事前に覚えるのではなく、現場でやりとりしながら頭に入れていくそうですが。
斉藤:自分で覚えてきた台詞をただしゃべることに意義を感じないというか。その場で共演者の方と小さな化学変化のようなものが起きていくのが好きなんです。
――最近では、宮藤官九郎さん脚本のドラマ『ごめんね青春!』や、三谷幸喜さん脚本の大河ドラマ『真田丸』での演技が印象的でした。コメディの天才から、ともにコメディエンヌとして評価されていますよね。
斉藤:それはすごく嬉しいです。自分の中に、“おもしろいことは上質である”という強い信念があるので。美しいとか、かっこいいということにももちろん存在意義はあるけど、私は自分をよく見せることよりも、見ている人を楽しくさせることが一番大事だと考えています。
※このインタビューは4/25発売の週刊SPA!のインタビュー連載『エッジな人々』から一部抜粋したものです
【斉藤由貴】
女優、歌手、エッセイスト。’84年に芸能界デビュー後、ドラマ『スケバン刑事』(CX)、『はね駒』(NHK)、『吾輩は主婦である』(TBS)など多数のヒット作に出演、最近では、『お母さん、娘をやめていいですか?』(NHK)の名演技も注目を浴びた
撮影/齋藤清貴 取材・文/福田フクスケ ヘアメイク/村上智子 スタイリスト/石田純子(オフィス・ドゥーエ) 衣装協力/コレットマルーフ(ヘアアクセサリー)、ケイズ・インターワークス(ブラウス、スカート)
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