キャバクラでよくある『美女と野獣』パターン【コラムニスト木村和久】
ちなみに、もしエマ・ワトソン級の美女がキャバ嬢として席についたら、すかさず褒め言葉のオンパレードとなります。
「ワ~ォ!」に始まってとにかく「可愛い」「綺麗」「顔が小さい」「肌が綺麗」「色が白い」「凄くモテるでしょ」「そんだけ綺麗だと、渋谷の街歩けないでしょ。スカウト多くて」「ほんとはどっか事務所入ってるでしょ」「どっかの雑誌に出てなかった?」「その目で見つめられると、ドキドキするなあ」とかね。
いいところを100万倍に増幅させて美辞麗句のオンパレード。美人キャバ嬢は、どうせ毎回そう言われているのですから、もの凄くたくさん褒めないと効果がないです。「美人もおだてりゃ、パンツを脱ぐ」という感覚で誉め契るのです。
一方、さほど可愛くないキャバクラ嬢の場合は開口一番これですよ。
「キミ、最近エッチしたのいつ?」
「エッチはどちらかというと、好きだよね」
「キミ、パンティの色は何色、アヘアヘ~、ちょっと変なおじさんやってみたかったんだよね」(やんなくても、充分変だから)
とまあ、美人キャバ嬢との落差がナイアガラの滝より凄いですから。
キャバクラの世界では、同じ行為をしても美人と不細工だと間逆の評価になります。お酒の注ぎ方がたどたどしいと美人さんには「いいねえ、初々しい。水商売慣れしてないのが、また凄く魅力的」となるわけです。
それが不細工なキャバ嬢だと「お前、酒の注ぎ方も知らんのか。何年やってんだ、この商売。わざとこぼして、売り上げ伸ばそうとしてないか?」と。そこまで言わなくてもねえ。
というわけで、キャバ嬢がよく「おっさんの客につくと、いつもエロ話で、死にたくなる~」と言っているのですが、それは単に、あなたがとびきりの美人じゃないことを、証明されたようなものなのです。
「エロいおっさんこそ、美人の前じゃ、エロ話ができない」
わかります? これが男の純情ってもんですよ。
■木村和久(きむらかずひさ)■
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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