更新日:2022年08月28日 09:26
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キャバクラでよくある『美女と野獣』パターン【コラムニスト木村和久】

キャバクラでよくある『美女と野獣』パターン[コラムニスト木村和久] ちなみに、もしエマ・ワトソン級の美女がキャバ嬢として席についたら、すかさず褒め言葉のオンパレードとなります。  「ワ~ォ!」に始まってとにかく「可愛い」「綺麗」「顔が小さい」「肌が綺麗」「色が白い」「凄くモテるでしょ」「そんだけ綺麗だと、渋谷の街歩けないでしょ。スカウト多くて」「ほんとはどっか事務所入ってるでしょ」「どっかの雑誌に出てなかった?」「その目で見つめられると、ドキドキするなあ」とかね。  いいところを100万倍に増幅させて美辞麗句のオンパレード。美人キャバ嬢は、どうせ毎回そう言われているのですから、もの凄くたくさん褒めないと効果がないです。「美人もおだてりゃ、パンツを脱ぐ」という感覚で誉め契るのです。  一方、さほど可愛くないキャバクラ嬢の場合は開口一番これですよ。 「キミ、最近エッチしたのいつ?」 「エッチはどちらかというと、好きだよね」 「キミ、パンティの色は何色、アヘアヘ~、ちょっと変なおじさんやってみたかったんだよね」(やんなくても、充分変だから)  とまあ、美人キャバ嬢との落差がナイアガラの滝より凄いですから。  キャバクラの世界では、同じ行為をしても美人と不細工だと間逆の評価になります。お酒の注ぎ方がたどたどしいと美人さんには「いいねえ、初々しい。水商売慣れしてないのが、また凄く魅力的」となるわけです。  それが不細工なキャバ嬢だと「お前、酒の注ぎ方も知らんのか。何年やってんだ、この商売。わざとこぼして、売り上げ伸ばそうとしてないか?」と。そこまで言わなくてもねえ。  というわけで、キャバ嬢がよく「おっさんの客につくと、いつもエロ話で、死にたくなる~」と言っているのですが、それは単に、あなたがとびきりの美人じゃないことを、証明されたようなものなのです。
木村和久

木村和久

 「エロいおっさんこそ、美人の前じゃ、エロ話ができない」  わかります? これが男の純情ってもんですよ。 ■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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