更新日:2022年10月29日 01:02
エンタメ

渋谷ハロウィンだよ! TENGA主催のコスプレコンテストに記者がガチで出場してみた

果たして栄冠はだれの手に…?

 そして運命の結果発表。10万円分のTENGA(準優勝の賞品)の使い道をあれこれ考えながら結果を聞いてみると……。 1位 うにいかパリピガールズ 2位 アニポールきょうこ 3位 にーくん  記者渾身の作文は3位にかすりもしなかった。のちに観客に話を聞いてみると、記者のアドリブが「よく分からなかった」とのこと。やはりプロと素人の差は歴然である。正直、1位を獲得したうにいかパリピガールズ(お尻がプリップリだった)などはひと目見たときから「あ、こいつら優勝するな」と心の底から悟ってしまった。
渋谷ハロウィン

優勝したのは、うにいかパリピガールズ

渋谷ハロウィン

お尻がぷりっぷりだった

渋谷ハロウィン

今回の入賞者たち

 さらによく考えてみれば「ボクとテンガとお母さん」などというタイトルからバカ丸出しの作文が入賞するわけがない……。

ステージ裏で出場者の間になぜか一体感

 というわけで、記者は惨敗という結果に終わった今回のコンテストだが、会場は盛り上がり、出演者の間には妙な一体感が生まれるなどハロウィンイベントは観客も演者も楽しめるものとなった。結果発表のときは出演者同士、心なしかピリついてはいたものの、最後にはお互いに健闘をたたえ合った。とくに、売れない芸人の安井誠さんと売れない漫画家の森園さんには、出番直前のステージ裏で少し緊張する記者に対し「お互いベストを尽くしましょう!」「作文とは斬新ですね!」と励ましてもらえた。 渋谷ハロウィン じつは、ハロウィンのような大衆的なイベントをずっと敬遠してきた記者。しかし、やってみると案外楽しめてしまうものだ。たしかにハロウィンのコスプレに抵抗を覚える人々は多いだろう。そんな方々は今回のTENGAコスプレコンテストのような“斜め上”を走るようなイベントに参加してみるのは大いにアリかもしれないと感じた次第だ。 <取材・文/國友公司、撮影/藤井敦年>
元週刊誌記者、現在フリーライター。日々街を徘徊しながら取材をしている。著書に『ルポ西成 七十八日間ドヤ街生活』(彩図社)。Twitter:@onkunion
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