更新日:2019年11月15日 19:35
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人生リザーブ役で十分…50代が「かろやかに生きる」5つの提言

かろやか理論3 ~仕事はバイプレーヤーとして~

 人生にモテ期が2回あるなら、仕事のピークも谷も2回ぐらいあるんじゃないですか。  バブル崩壊からITバブル、リーマン・ショックと体験しているのは強いです。今はオレの時代じゃない、そうやって一歩退ける勇気を持っているのがオヤジの強み。「引くも戦法」です。人生、どの時期もまんべんなく活躍できる時期はないのです。バイプレーヤーになっても輝けますね。  仕事が低調なら、趣味や社交する時間を増やせばいい。そうやって要領の良さを持てば、時間を有効に使えます。

かろやか理論4 ~投資、副業は「自己責任」を素直に受け入れられる~

 将来の年金に漠然と不安を持つ世代です。もらえるにはもらえるが全然足りないと。そこで今のうちから投資や副業をやっている人が多いのです。  個人的には株をやって10年以上経ちますが、トータルでは全然勝っています。仮想通貨に翻弄されている方もおりますが、自己責任世代の皆さんはその旨味も辛さも熟知しているはず。  要するに、世渡り上手こそが人生の勝利であり、醍醐味だと。日頃、格闘ゲームやシューティング、シミュレーション戦争ゲームで鍛えています。上手く立ち回ったものが勝ち、それはゲームでも実人生でも一緒です。人生そのものがサバイバルなのです。

かろやか理論5 ~恋愛は交渉から始める~

 オヤジ世代でも疑似恋愛みたいなことはするでしょう。けど、燃えるような恋とかは勘弁願いたい。そこで、水商売の店に顔を出したり、食事会を開いたりして、多少割り切った交際をするほうが何かと楽かなと。  割り切った交際の中身はここで書きませんが、事実はコラムより奇なり。女性から積極的に求めてくる場合があります。世の中進んでますなあ。  もちろん、前川前事務次官のように、出会い系バーに行って貧困の調査をするだけもよし。前川さんのおかげで、怪しい店にかろやかに行けるようになりました。ありがとうございます。  というわけで「団塊世代」とは、明らかに違う種族がオヤジ化し、世の中の消費のボリュームゾーンを形成していきます。なんだかんだ言いながら、相当社会に揉まれてますので、元気です。処世術にも長けてて、新たなオヤジ文化を築くのではないでしょうか。そんな方々の道しるべに「50歳からのかろやか人生」があれば幸いです。
木村和久

木村和久

■木村和久(きむらかずひさ)■ トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦
トレンドを読み解くコラムニストとして数々のベストセラーを上梓。ゴルフやキャバクラにも通じる、大人の遊び人。現在は日本株を中心としたデイトレードにも挑戦。著書に『50歳からのかろやか人生』
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50歳からのかろやか人生

体は枯れても頭の中は未だ現役気分、コラムニスト木村和久が贈る そんなバブル世代(50~60歳)へ向けた老後生活の道しるべ

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