[モンスター嫉妬男]同僚の人気に嫉妬する男たち

◆人気・キャラに嫉妬

「飲み会でのお笑いキャラを奪ってしったようで、先輩が口を利いてくれない」(32歳・電子機器)など、芸能界よろしく職場でも、みなさん人気には過敏なご様子。

「同期同士が先輩に気に入られようと競い始め、どちらかが先輩からコピーや書類整理などを頼まれると『俺の仕事、横取りすんな!』と大ゲンカ」(教育・29歳)と、雑用をめぐる”三角関係”が勃発したり、「店舗内の社員同士の派閥争いが常。ライバル社員の休日にはバイトを自分の派閥に囲い込もうと躍起で、それがもとでの異動・退職の繰り返し」(飲食・42歳)という飲食チェーン店があったり、社内は嫉妬で大わらわ。

 男気溢れるトラック野郎たちだって、「新車が納車されることになり、社内では『誰が乗るのか』と話題に。が、その座を射止めたのは社長の秘蔵っ子的な新人。数日後、燃料タンクに砂糖が大量混入されていた」(運送・43歳)と、嫉妬と無関係ではいられないよう。

 が、これも、まだまだ序の口。

「幹部候補として採用された契約社員が、人柄がよくみんなに慕われているある正社員に嫉妬。新入社員を自分の傘下に取り込もうと、あろうことか勝手に新入社員合宿を開催。憎む相手を陥れるべく洗脳し、さらには会長・社長まで糾弾。当然、契約社員の契約は打ち切りに」(商社事務・41歳・男)。

 しかし、この契約社員、労働基準監督署への内部告発という”置き土産”まで残していったというから恐ろしい。そんな話を聞くと「女のコのバイトから人気がある社員に嫉妬した非モテ社員。人気社員のほうがバイトの女のコに手を出し二股をかけてると聞いて、鬼の首を取ったかのように吹聴。そのおかげで二股をかけられていたバイト2人は店を辞め、ほかのバイト全員が『二股男を辞めさせないなら俺たちが辞める』とストライキ状態に」(カラオケ機器・32歳・男)なんて話はどっちもどっちのある意味、平和な話。でも、仕事しようよ、仕事を!

デキる部下に対する上司の激しい劣情

 しかし、なにがタチ悪いって、指揮系統&人事権を持つ上司からの部下に向けられた嫉妬である。

 あるカラオケチェーン店では、

「地区リーダーは、部長や所長にかわいがられている体育会系の部下が気に入らず、問題客を押し付けるなどの嫌がらせ。さらには、その体育会系社員の月間業務報告書のエクセルデータを毎月、消去。地区リーダーはバレてないと思っているようだが、タイムカードを確認すれば、誰の犯行か一目瞭然。社員一同、地区リーダーを陰で軽蔑している」(カラオケ機器・32歳・男)と、人望ある部下に嫉妬し、さらに己を貶めるという負のループ。さらには、こんな話もあって……。

「部長が『ほうれんそうは欠かさないように』と指示を出した。が、みんなが報告するのは、もっぱら人望のある現場主任。それにイラ立った部長は、現場主任を別フロアの一人きりという窓際部署に異動。これで自分の元にみんなが来ると思いきや、社員たちはわざわざ別フロアの現場主任の元に足を運ぶ始末。それに激昂した部長の進言で、現場主任はいきなりリストラの憂き目に。結果、部内は機能停止の壊滅状態」(印刷・48歳)

 上層部はなぜ”人望なし”の部長をリストラしないのか? こういう会社がモンスター嫉妬男を増殖させているんだろうなあ。

― [モンスター嫉妬男]職場で大暴れ白書【4】 ―




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