開通30周年の瀬戸大橋で本州から四国へ。ぶらり国道30号線の旅
めでたさも三乗ってことでそこに向かうと、途中に悪書追放の白ポストを発見! まだ生き残っていたのか白ポストよ。本誌もここに入れられているのかと中を覗いてみたが、フツーのゴミしか見えませんでした。みなさん、白ポストに入れるのはエロ本やエロDVDだけにしてネ!
道の駅を出ると、あっという間に国道30号線・岡山県側の終点だ。そこにあったのは、かつて宇高連絡船の接続駅だった宇野駅。連絡船と聞いただけで、演歌のメロディがココロに浮かぶ。
「瀬戸大橋ができるまで、駅はもっと港寄りにあって、貨物列車はそのまま連絡船に積めるようになっていたんですよ」(駅員さん)
かつては引き込み線が何本もある広大な駅だったが、今はこざっぱりとしたローカル線の終着駅に。連絡船は廃止されたが、民間フェリーはかろうじて残っている。帰りは船に乗ってみよう。ラララ~。
宇野駅からは海沿いの国道430号線を走り瀬戸大橋のたもと、児島へ向かう。国道30号線よりはるかに風光明媚でステキな道でした……。
いよいよイギリス庭園へ。げっ! 有料じゃん! 1人200円! しかし入園して納得。これはステキでエレガント。白バラよ、君はなぜこんなに美しいの? これだけのお庭をタダで公開するわけにはまいりません! ただし、庭園がある玉野市とイギリスは、特に深いつながりはないそうです。
1962年東京生まれ。慶大法卒。編集者を経てフリーライター。『そのフェラーリください!!』をはじめとするお笑いフェラーリ文学のほか、『首都高速の謎』『高速道路の謎』などの著作で道路交通ジャーナリストとしても活動中
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