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売れないアイドルの収入源「撮影会」の表と裏。盗撮や薄給で病んでしまうコも――現役グラドル経営者・手束真知子

では、撮影会の「裏」とは?

手束真知子 最初に挙がるのが「盗難・盗撮」です。  実は楽屋で盗難に遭うことは珍しくないんです。「盗るほうより盗られないように自己管理をしよう!」と言われるくらいです。  さらには撮影会の運営さんが7年間も楽屋にカメラを仕掛けて盗撮していたことが発覚して捕まったという衝撃のニュースもありました。 ●「撮影会しか仕事がない、月15日撮影会」  事務所に所属できた!念願のアイドルデビュー!と思ったら仕事が撮影会しかない。と、病んでしまうアイドルも少なくありません。  歌を歌いたかったアイドルが1日8時間・月15日間の撮影会をさせられて体力も底を尽き夢も希望もなくなってしまう。稼げるうちに稼がせようという悪質な事務所に注意しなければなりません。 ●「売れるまでギャラ3000円」  撮影会はギャランティがいい!というイメージがありますが、実際にそれは個人撮影会の予約が埋まるくらいの人気が必要なので、新人アイドルは団体撮影会にしか出られず、そのギャランティも1日3000円程度と、厳しい現実があります。  また、個人撮影会8部でも1部と8部の2枠にしか予約が入っていなければ2~7部の間は待機になってしまいます。結果的に拘束時間の割にギャランティが少ないということも起こり得るんです。 ●「撮影会が埋まらない不安」  個人撮影会に予約が入るようになると、次から次へと撮影会の出演依頼が来るようになります。撮影会の世界での「売れっ子」になると同時に撮影会の日数も増えるわけですから、個人撮影会の予約が埋まらないことへの不安が出てきます。  そのため、撮影会の衣装が過激になったり、撮影会の予約に支配された生活になったりして負の連鎖に陥ることもあります。

さらに怪しい世界?お泊り撮影会・リクエスト撮影会

手束真知子 裏の顔には、さらに裏の顔があるんです。それは、「お泊り撮影会」と「リクエスト撮影会」というもので、どちらも純粋に撮影をするためとして行われている場合がほとんどですが、お泊りで旅行に行ったり、リクエスト撮影会というテイで実質のデートをしたりするパターンが存在します。  10代の女のコが8時間のリクエスト撮影会を2万円で引き受けて、スタッフ同行なしのお客さんと2人きりでデートをする。1歩間違ったらJKお散歩や売春に繋がりそうですよね。  女のコ側も撮影されるよりお茶したり遊んだりのデートの方が楽だし、運営がいないからこそ100%ギャランティとして入ってくる。事務所に入っているのに裏でこっそりとリクエスト撮影会をしているアイドルもいるとかいないとか……。  そんな裏の顔を含めても、撮影会は新人アイドルや売れる前のアイドルにとって大切で貴重なお仕事。しかし道を間違うと戻って来られなくなることもありますので、表の顔も裏の顔も知ったうえで、撮影会をするアイドルをたくさん応援してください!  ちなみに私の個人撮影会は7月22日にあります!お申込み待ってます♪ミスマガジン2004(原田桜怜名義)、SKE48/SDN48の元メンバー。現在はフリーランスで活動し、秋葉原でお店「発掘!グラドル文化祭」(guradorubunkasai.net)をオープン。店内では水着のグラビアアイドルが♡むぎゅむぎゅ♡してくれるむぎゅパンケーキが名物として発売中。アイドルユニット「グラドル文化祭」のプロデュースもしている。グラビアDVD「待ちこがれて」「mature」。Twitterアカウント「@machi_pie」Instagramアカウント「@machikotezuka
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