1991年に放送されたフジの月9ドラマ『東京ラブストーリー』。男女の複雑な恋愛模様が見事に描かれた柴門ふみ原作のこのドラマで主演を務めた織田裕二と鈴木保奈美が3位。「月曜の夜は街からOLが消える」と言われ、社会現象になった名作。 　赤名リカ（鈴木）の強烈なキャラクターが印象的だったが、なかでもカンチこと永尾完治（織田）に放った「カンチ、セックスしよ」というセリフに衝撃を受けた人も多かったのでは？ 　2017年1月には、50歳になったリカとカンチを描いた『東京ラブストーリーAfter25years』が発売されたが、残念ながらドラマの続編が製作されることはなかったようだ。 　2000年より第1シリーズが放送され、続編や映画化などを経て2014年に完結した『トリック』（テレビ朝日系）。奇怪な事件に隠されたトリックを解決していく自称天才物理学者の上田（阿部）と、自称売れっ子天才マジシャンの山田（仲間）という珍コンビが第2位に選ばれた。 　実は2014年1月にTBS系で放送された「新春ドラマスペシャル“新参者”加賀恭一郎『眠りの森』」でも共演した2人。あまりの名コンビぶりからか、一時は交際説も取り沙汰されるほどだった。確かに『トリック』に漂う独特な雰囲気は、阿部×仲間の息がぴったり合った演技があってこそ生み出されたものだろう。 　並みいる強豪の中でトップに輝いたのは、フジテレビの大ヒットドラマ『踊る大捜査線』の織田裕二×深津絵里。1997年に連続ドラマとしてスタートし、映画化などシリーズは15年に渡って放送された。 　その間、刑事課の同僚としてお互いを支え合ってきた青島（織田）と恩田すみれ（深津）だが、気になるのはその距離感。くっつきそうで、なかなかくっつかない「友達以上恋人未満」のような関係性に、結局2人はどうなるの？という思いで見ていた視聴者は少なくなかったはず。今度再共演するなら、個人的には夫婦役とかアツい恋人役の2人を見てみたい気がする。 　最近はもっぱら“落ち目”と言われている月9、そしてヒット作に恵まれていないと評判の織田裕二が、これまで人々に大きなインパクトを残してきたことを再認識した今回の調査結果。その織田裕二が、因縁の月9で、ゴールデンコンビの鈴木保奈美とどんな演技をみせてくれるのか要注目だ。 ※【調査概要】 調査方法：アイブリッジ（株）提供の「リサーチプラス」モニター（30代40代男性）に対してアンケートを行い、その結果を集計したものです。 調査期間：2018年6月19日 有効回答者数：30才から49才　男性100名 ＜文／日刊SPA!編集部＞