恋愛・結婚

現役アイドルがぶっちゃける「一般男性がアイドルと付き合う方法」

“恋愛禁止”でも年上男性と付き合いたい!

 次に、どんなアイドルが狙いやすいのか。現在はアイドル戦国時代とも呼ばれているが……。 「あまり売れていないフリーのアイドルが狙い目。フリーのていで、実際は裏で手伝っている男がいたりもしますが、基本的にSNSは本人管理なので、ダイレクトメールが気兼ねなく送れる。営業熱心な子だと、アイドル側からファンに『イベントに来て欲しい、個人的に撮影会をやらないか』などと直接メールがいくこともあります」 カメコ また若いアイドルで、中学生ぐらいからアイドル活動を続けているコは落ちやすい傾向にあるという。 「10代の背伸びしたい年頃のときは、とにかく年上男性がよく見える。そして忙しければ忙しいほど、出会いがない。また、事務所も大体“恋愛禁止”を命じているので、下手に同級生と付き合ったりして、SNS経由でバレたりするより、お互いの立場をわかっている大人で口の堅い“良いファン”と付き合う方がリスクは低いと考えている。だから、いくら事務所が恋愛禁止を命じようが、結局ファンと付き合うアイドルは後を絶たないし、最終的にファンと結婚する子だっているぐらいです」

小太り低身長のおじさんがアイドルを落とした奇跡

 ここまでAさんの知る様々なケースを述べてきた。とはいえ、自分の容姿にはあまり自信がなく、やっぱりハードルを感じてしまった人もいるかもしれない。最後に稀なパターンだが、低身長で小太りのおじさんながら、熱意でアイドルを落とした例を紹介しよう。 「知人のアイドルオタは自分のスペックだと、推しとつながれないと思い、推しと対バンでライブをすることの多いユニットのマネージャーになった。そして、推しの運営と仲良くなり、自然な形で推しとLINE交換、半年ぐらい彼女の仕事や恋愛話を聞く相談役となり、徐々に信用を得て、付き合うことになりました」  今でも彼女は、彼がファンだった事実を知らないらしい。 「もともとファンであるからか、優しく出来るし、デートやお泊りをする際の配慮はマネージャーという仕事上、心得ている。彼女にとっても安心して付き合えるちょうどいいポジションだったのかも知れません。彼は、お世辞にもイケメンとは言えない。容姿はドラえもんに似ている。それでもファンという立場を捨て、仕事関係の人になったことで対等に見てもらえるようになったのです」  遠いようで意外と近いアイドル。あなたは推しを応援し続けますか? それとも……。<取材・文/吉沢さりぃ>
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。『bizSPA!フレッシュ』『BLOGOS』などでも執筆。X(旧Twitter):@sally_y0720
1
2
テキスト アフェリエイト
新Cxenseレコメンドウィジェット
おすすめ記事
おすすめ記事
Cxense媒体横断誘導枠
余白
Pianoアノニマスアンケート