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東大生が実践している「火事場の馬鹿力」を意図的に活用する方法

情報整理力を上げたいなら、あえて「イラスト」にしてみる

 背水の陣を自ら作りだすためには、厳しめの条件設定が必要と説明しました。ここからは、さらにその具体的な方法として「イラスト化ゲーム」を紹介したいと思います。ルールは簡単で、以下の2つだけです。 1 誰かに自分のアイデアを説明したりプレゼンしたりしようとする際にゲームスタート! 2 自分のアイデアをイラスト化してみて相手が「わかった!」と言ってくれればゲームクリア!  このとき、イラストはどんな形でも構いません。普通に紙に書いて描いてもいいですし、パワーポイントでイラストを作成してもいいです。図形やグラフ、写真を使っても構いませんし、「いらすとや」などの無料イラストを使ってみてもいいでしょう。とにかく自分のアイデアや説明をイラストにしてみるのです。  「イラスト化なんて無理だよ!」と思う人もいるでしょうが、難しいからこそ価値があると僕は思います。厳しい制限を用いることで火事場の馬鹿力を発揮でき、自らを成長させることができますから。  「イラスト化ゲーム」を実践すると、ほかの人とのイメージのすり合わせができるだけではなく、自分のアイデアへの深い理解や愛情を生み、自分のアイデアがよりよくわかるようになります。さらには絵心やイラスト力を上げることもできるはず。ぜひ実践してみましょう!
(にしおか いっせい)東京大学3年生。偏差値35から2 浪後なんとか東大に合格。現在は東大書評誌『ひろば』編集長、「ドラゴン桜2 東大生プロジェクト『東龍門』」のプロジェクトリーダーなどを務める。著書『「読む力」と「地頭力」がいっきに身につく 東大読書』が12万部を突破。最新刊『東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>』が発売中
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東大式習慣「ゲーム化」でラクラク身につく<最強の効率術>

偏差値35からはい上がった東大生が「<最強の効率>を生み出す習慣」を初公開! 落ちこぼれだった著者はいかにして「大逆転」を果たしたのか?

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