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12月末で終了する「iPhoneのバッテリー割引交換」を試してわかった注意点

 発送してから3日後、「お客さまの製品を受領しました。」とメールが来た。ただし、iPhone 6sのみ。他の3台は4日後にメールが来た。その翌日、「修理完了のお知らせ」というメールが来て、その翌日に到着した。申し込みをしてから、返ってくるまで8~9日間という感じだ。

申し込み完了、受付完了、修理完了のタイミングでメールが届く

8日後にバッテリーが交換されたiPhoneが戻ってきた

バッテリーの状態はもちろん、100%になっている

 イレギュラーもあった。申し込みから6日後くらいに、Appleから荷物が届いたのだが、ペラペラの封筒。iPhoneは入っていなさそうだが開けてみると、SIMが入っていた。もう解約したキャリアのもので失念していたのだ。申込時には返却しない、と明記されていたのにAppleは優しい。中の用紙に運賃が907円、料金が248円と書いてあったが、サポートに確認したところ、実際に筆者が支払う必要はないとのことだった。  とはいえ、基本的には返送しないという約束のもとで送っているので、返却は期待せず、確認するようにして欲しい。

確認ミスで使わないSIMが入っており、わざわざ別送してくれた

 また、「ご連絡のお願い」という件名のメールも届いた。シンプルなので迷惑メールかと思いきや、本当にAppleからの連絡。修理情報の更新をするようにとのこと。URLを開いてみると、画面に亀裂が入っているという。確かに、家族に落とされてヒビが入っていた。すると、2万952円の修理代が追加で発生するとのこと。悩んだが、端末を売ることはないので、そのまま返却してもらうことにした。

「ご連絡のお願い」というメールが届いた

URLを開くと、画面に亀裂が入っているので修理するかそのまま戻すか選ぶように表示された

 ネットから手軽に申し込めて、送るのは本体だけでよく、キズがなければ3200円でバッテリーが新品になる。対応機種を持っている人なら見逃す手はない。バッテリーが劣化しているなら、期限までに申し込みすることをオススメする。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
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