デジタル

Facebookで“意図しない仕事関係の人”とつながってしまったときの対応策

プライベートな投稿はカスタム設定で投稿範囲を限定しコントロール

 次に、投稿範囲をチェックしよう。「公開」になっている場合は、友達だけでなく全世界に公開されている。それで問題ないなら、ビジネスでつながった相手に見られても問題ないだろう。プライベートな投稿をしているなら、公開範囲を狭めた方がいい。とはいえ、「友達」では、ビジネスでつながっている人にも表示されてしまう。そこで、カスタム設定を利用する。  「設定」の「プライバシー」→「アクティビティ」→「今後の投稿の共有範囲」で設定できる。特定の人以外には全員に読んでほしいなら「次を除く友達」を有効にして、除外する人を選択する。逆に、読んでほしい人を指定するなら「一部の友達」を有効にして、選択する。投稿画面の公開範囲で、これらの設定が有効になっていれば、投稿を表示する相手をコントロールすることが可能だ。

投稿の範囲を「次ぐを除く友達」もしくは「一部の友達」にすると、特定の相手に見られないようにできる

 なお、過去の投稿の公開範囲を、「公開」「友達の友達」から「友達」に一括変更することはできるが、カスタム範囲に変更することはできない。絶対にビジネスの相手に見られたくない内容があるなら、個別の投稿範囲を変更するか、そもそもつながらないことをオススメする。  ちなみに、会社のメールアドレスで2個目のアカウントを作成するのは、Facebookの規約違反なので注意すること。

過去の投稿範囲も一括変更できるが、カスタムすることはできない。もし危険な投稿があるなら、削除したり投稿範囲を個別に変更しよう

 また、常識ではあるが、いくら切り分けていても、致命的な内容を投稿することは自制しよう。画面キャプチャを撮られて晒されて炎上する事件が増えているためだ。Facebookの設定をうまくコントロールして、快適なSNSとビジネス人脈のメンテナンスを両立させてほしい。
お酒を毎晩飲むため、20年前にIT・ビジネスライターとしてデビュー。酒好きが高じて、2011年に原価BARをオープン。2021年3月には、原価BAR三田本店をオープンした。新型コロナウイルス影響を補填すべく、原価BARオンライン「リカーライブラリー」をスタート。YouTubeチャンネルも開設し生き残りに挑んでいる
1
2
おすすめ記事